三線バカ一代

これは、三線、八重山民謡に取り付かれた、一人の男の物語である。  いかに日々の稽古に勤しんでいるか、いかに、八重山古典民謡コンクールを受けるために練習を積んでいるのか。そして、いかに三線を通して男を磨いているのか、を克明に記した。
てぃーだブログ › 三線バカ一代

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Posted by TI-DA at  

久しぶりに復活

おはようございます.

 今年も八重山古典民謡コンクールが近くなって来た.

 皆様も鋭意,取り組んでおられることと思います.

 愚生は,あれから修練して最優秀賞を受けるまでになりました.

 こんなとき,昔書いた記録を読みたくなり,再アップしました.

 皆でがんばって行こう.

 
 *これだけ書いた量があると,いろいろ気に障る箇所もあると思うけど,それはご容赦.

  いろいろな意見を認め合わないとね.  


Posted by カラ山 倍達 at 2015年04月27日 07:58
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平成24年1月のお稽古の記録

平成24年1月25日(水)

 今日の昼もカラオケボックスに行ったが、疲れて集中力なし。雑誌を見たり、いささかボヤッとして過ごす。
 10分程、蔵ぬ花を練習。暗譜も出来ているような出来ていないような。

 暗譜ができた、とは、どのレベルか。

 工工四を見ずに、多少てを間違えて、弾き直し、唄い直し、があっても、最後まで行けるようになったら、一応暗譜完成としている。

 もちろん、これでは先生の稽古で、工工四を見ずには、できない。

 緊張もするし、変な節回しがあると、首を傾げられたりする。手を間違うと露骨に嫌な顔をされたりもする。それに耐えて、唄い続けるには、しっかりと暗譜していなければならないが、また、それは更に上の段階。

 今、私が「暗譜完成」とか言っているのは、先述したレベル。つまり、「工工四を見ずに、多少てを間違えて、弾き直し、唄い直し、があっても、最後まで行けるようになった」レベル。

 それで今まで、頂上まで7合目、とか8合目、とか言っていた訳だ。

 昨日は頂上まで行ったが今日は調子が悪いし、通常の声で三線をならしながらやるとまた違う。

 これはさしずめ、頂上で、立ち小便をしたり、野グソを垂れたりしたりしているレベルかな。

 このようなことをしているうちに、だんだん暗譜も固まり、先生の前でもプレッシャーに耐えて弾けるようになる。

 もちろん、コンクールなんかでやるとなったら、この何倍も弾き込まないと、ならないということは、言うまでもない。



仕事を終わった後、練習しようと思ったが週刊誌を読んでしまった。精魂尽きたのか。

 遅くに、三線。

 蔵ぬ花 に集中攻撃。暗譜がゆるいからけりをつけたい。いつもは、色々やるのだが、今日は、蔵ぬ花 一点突破とした。

 まあ、20分くらいやったか。大分出来るようになった。つっかからない様になって来たが、まだ、緩い。だけど、けっこう形になった。

 次のレッスンまでに、先生の前で歌えるようになっておかなくては。首をちょっとかしげられて、動揺しても、手も節回しも間違えないようにしておかなくてはならない。そのような短期目標を常に設定して、少しずつ前進しなければ、芸事は身に付かないものだ。

 あと、月夜浜 をやった

 上原ぬ島節 けっこう忘れているではないか。復旧作業。

 鷲ぬ鳥 1−2番

 鳩間節 新人賞の曲であるが、時々、手を入れておきたい。

 つんだら節 気分の良い曲。

 なんだ。けっこういろいろやったな。飽きっぽい性格だな。

 ビールを飲んで寝よう。寝床で、少し、蔵ぬ花を復習しておくか。睡眠学習である。

 


平成24年1月24日(火)
 今日は、朝に、ちょっと寝床で音無三線をすると、少し記憶が蘇った。でも中盤に穴があるようだ。

 昼は、からおけボックスで。三線の練習は30分程。

 赤馬節  上原ぬ島節  蔵ぬ花  月夜浜

 蔵ぬ浜 実際に普通の声で唄うとまた違う。できない。暗譜が出て来ない。

 どれも長い曲なので、このくらい練習したら昼休みが終わった。

 終わった後、また三線の練習をした。30分程。

 鷲ぬ鳥 1−2番

 上原ぬ島節

 月夜浜 暗譜をもうちょっとしっかりしたいな。

 蔵ぬ花

 家に帰って、風呂に入って、ご飯を食べる。クターッとなった。寝床でまた、横になって三線の練習。蔵ぬ花。暗譜。パッとしない。

 今日はすぐに寝た。三線の進達度としてはパッとしない。


平成24年1月23日(月)

 帰って来てから、三線の練習。馬のところにチリ紙を詰めて、音が出なくした三線を使って練習。蔵ぬ花、後半の暗譜。

 後半は覚えた。中盤が怪しいな。

 だけど、実弾演習(実際に三線を弾いて思いっきり声を出しての練習)がこの数日できていない。これをやらないと、維持すら出来ない。

 今週は仕事がタイト。あまり三線はできないだろうな。


平成24年1月21日(土)        もくじ

 今日はお稽古の日。

 4人でやった。

 コンクールを受けない人ももちろん居るので、今日はそのような方が2人。

 島人ぬ宝 や、童神。涙そうそう 花 新安里屋ユンタ をやった。定番だ。このような曲も大事だと思う。大切にしたい。
 まあ、俺も歌える。でも暗譜していないので、工工四を見ながらだが・・・暗譜する余裕がない。課題曲の暗譜でいっぱい一杯だ。

 新安里屋ユンタ はくせ者だな。安里屋ユンタの節回しが私は完全ではない。この節回しで歌いたいが。もちろんテンポは新安里屋ユンタ風の現代風のテンポで歌うべきであろうが。
 このような簡単な曲にも、自分には弱点があるという事だ。早く埋めなくては。

 ひとりは新人賞を受ける人で、鶴亀節 鳩間節 をトレーニング。

 私は、蔵ぬ花 と、上原ぬ島節 をお稽古。蔵ぬ花がまだ覚えられない、というと、早く覚えないといけませんよ、と言われた。今度のお稽古日くらいまでに、暗譜はちゃんとしたいものだ。いや、絶対にやらなければ。
 こまかい節回しをチェックされた。なかなか直らないので、何回もやらされ、「もう勘弁してくれー。やってくるから」と言いたかったが、なかなか勘弁してくれないので、往生した。

 


平成24年1月20日(金)

 昨日、なぜか、この三線ブログ 106件ものアクセスあり。関心が高まったか。
 また、ティーダ・ブログの沖縄 三線 部門 で、11位となった。いつもは40位くらいなのだが。
  http://blog.ti-da.net/ranking_t169

 アクセス数が高まると嬉しい。しかし気負うことなく、淡々とやっていこう。

 三線、あまりやっていない。仕方ない。おれも社会人。務め人。いろいろやることもあるのだ。

 昨日は飲み会、今日はお仕事、か。

 もう寝ようかな、と思ったが、少し三線もすることにした。音無三線で、蔵ぬ花 の暗譜。だいぶ慣れては来たが、なかなか暗譜できない。手の動きが予期せざる所がいくつもある。素直でない。しかし、芸術的だ。よく作ったな、と言うしかない。

 それに比べて、月夜浜はすんなり暗譜できた。これも名曲であるが、割と素直な感じだ。手の動き、曲の構成が分かりやすいのだろう。もともと新人賞の曲だから。

 八重山古典民謡もたくさんあるが、あればあったで、歌いやすい曲、弾きやすい曲もあれば、なかなか難しい曲もある。長い曲もあれば、短い曲もある。難易度はそれぞれの曲である。もちろん、個人個人で感じ方がちがうものだってあろうが、ある程度、序列はつけられる。

 蔵ぬ花 は難しい。先生も、優秀賞の課題曲では、蔵ぬ花が一番難しいと言っていた。

 上原ぬ島節と蔵ぬ花は似たような感じの曲だが、上原ぬ島の方が取っ付きやすいそうだ。なるほど、私も、上原ぬ島から学習した。やってみると分かるが、蔵ぬ花 の方が難しい。


平成24年1月19日(木)
 
 今日は、辻君と9時から呑みに出た。

 居酒屋に行く。キンキンに冷えたグラスで飲むビールが非常に旨い。

 よく行くワイン居酒屋に行く。今日は、3人のオペラ歌手のライブの日。ライブも聴けたし良かった。

 帰ったら2時だった。

 今日はさっぱり三線の練習をしなかった。




平成23年1月18日(水)

 今日は昼休みに、三線の練習。カラオケボックスに行った。
 近所に、カラオケを歌わなければ、200円で1時間借りられる所があったのだ。

 八重山古典民謡コンクールは、課題曲が長大である。また、優秀賞になると、長い曲、いわゆる、「大曲」と言われる物も多い。暗譜も一苦労だ。かなり練習しなければならないということは言うまでもない。かなりやらないと、格好すらつかない。申し込んでも、辞退するしかなくなる。それは避けなければなるまい。
 だから、今からでも決して時間に余裕がある訳ではないと考えている。

 赤馬節 上原ぬ島節 月夜濱 蔵ぬ花 をざっとやった。蔵ぬ花 は、暗譜に努めた。

 夜、仕事の後、三線の稽古。

 蔵ぬ花 を見る。暗譜に努める。8合目まで来たか。まだまだ、ピタッと来ない。というか、これが、ピタッと来たら、それこそ、すごい人なんじゃないか。

 二揚げ曲
 千鳥節  夜雨節  これらは復習だ。新人賞の曲。でも絶えずやっていないとすぐに忘れてしまうのだ。

 古見ぬ浦

 小浜節 をやった。古見ぬ浦は、節回しが前の物とは違う。

 最後は、大浦越路節。これも気分の良い曲だなあ。初めて聞いたときには、「なんじゃい これは!」と思ったが。聴けば聴く程、味が出る。これが、八重山古典民謡のすごさ、面白さ じゃないだろうか。

 


平成24年1月17日(火) 
 昼休みに、三線の練習をした。30分くらい。

 赤馬節  上原ぬ島節 

 蔵ぬ花 蔵ぬ花 は、暗譜作業もけっこう進んだ。だいぶできるようになってきた。

 夜、30分くらい三線の練習。

 月夜濱 

 蔵ぬ花  暗譜を目指している。7合目くらいまで来たか。

 上原ぬ島節  でんさ節

 遊びで、唐船どーい  てぃんさぐぬ花

 つんだら節  鶴亀節

 与那国ぬ猫小

 歌うと疲れが取れるような気がするな。


平成24年1月15日(日)

 今日、朝、練習した。

 まず、鷲ぬ鳥 

 鶴亀節

 鳩間節 

 蔵ぬ花 次のレッスン前に覚える様に言われたが。こんなの1週間で覚えられたら化け物だ。三線の化け物だ。

 月夜浜 

 
 夜も少し三線。蔵ぬ花をやった。だいぶ覚えたが・・・ 先生の前ではやはり緊張するし、焦る。それでも歌えるか。そもそもまだまだ、暗譜したというには遠い。でも少しずつ形になってきた。うれしい。
 
 



平成24年1月14日(土)
 今日、仕事は半ドン。仕事の後、昼寝。少し三線の調整。

 今日は、我々の新年会で三線をするので、入念に準備が必要。芸能の力を信じたい。

 6時から

 宴会1時間後に出番。控え室などもあり良い。

 今日は、このときの語りも書いてみよう。やっぱり曲の説明をしなければダメだと思うんだ。このような時には。みんな、唄も知らないし、歌詞もしらないし、言葉も知らないんだから。

 新安里屋ユンタ 竹富島の唄で、そこの安里屋という家に、クヤマという美人の女性がいた。あまりに美人なので、役人が結婚してくれと言い寄った。当時、役人と言うのはエリート中のエリートで、結婚したら良い生活ができるのだが、クヤマは、「島の人と結婚します」と言って退けた。竹富島では大変な人気があるとのことです。(現地妻の話はしなかった)

 鷲ぬ鳥 石垣島を中心とする八重山諸島では、宴会の始めに唄う座開きの曲として唄われている。大きな2匹の鷲が飛んで来て、大きな南国のツルの多いアコウの樹に停まり、そこで5つの巣を作り7つのタマゴを産みました。タマゴから雛が孵り、その雛が大きく成長して、あるお正月の朝に、東の空に向かって飛んで行ったという勇壮な唄。縁起の良い唄です。八重山ではお正月や、結婚式。あと門出の時に唄われると言います。

 はいさいオジさん 前に参議院議員だった喜納昌吉(きなしょうきち)さんの作曲。喜納昌吉さんは参議院議員でしたが、前の選挙で落選してしまいました。しかし、今でも現役の唄者です。この前もライブをしていました。喜納昌吉さんはこの曲を高校時代に授業をさぼって木に登っている時に1時間くらいで作詞作曲したと言いますから、やはり天才なのでしょう。天才って、そのようなものなのでしょう。

 つんだら節 1771年4月24日 午前8時頃 八重山で大地震が起きて、それによって大津波が起こり、石垣島は川平湾周辺を除いて全滅しました。明和の大津波と呼ばれています。こうなると琉球王朝府は年貢が減るので困るのです。このようなときに、当時、他の島から、強制移住をさせるという、「島別れ(すぃまばぎ)」ということがなされました。こっち側の人は、石垣島に行け、というわけです。雨風は傘をさせば凌げるが、王命はどうやってもしのぐことは出来ない、と庶民は嘆いたものです。さて、その

 当時、石垣島は全滅しましたが、黒島は被害は無く人口も増えていました。ある日、役人がやって来て、島別れを行なうというのです。棒を投げるので、棒の指した道のこちら側の家に住んでいるものは、石垣島の野底に行け、というのです。村人達は心配そうな顔をして、棒の行方を見ておりました。

 その中に、将来を誓い合った、マーペとカニムイの姿もありました。二人は幼い頃から、仲が良く、田畑で働くときも、海に魚を捕りに行くときも一緒でした。
 果たせるかな、棒は無情にも、二人の家を割くように落ちました。王命にはどのようにしても抗(あがら)えません。結局、泣く泣くマーペは、石垣島野底に強制移住させられることになりました。

 強制移住後、野底の村の再建が始まりました、しばらくは順調でしたが、マラリアが蔓延してきました。そして、マーペもマラリアに倒れてしまいました。
 村では、景気をつけようと、お祭りを行うことにしました。お祭りの夜、そこには、懐かしい黒島のウタが唄われました。マーペはそれを聴くといてもたってもいられなくなり、一目、故郷のカニムイのいる黒島を見たくてたまらなくなりました。
 そこで病を押して、野底岳に登りました。

 朝になって、村ではマーペが居ないことに気がつきました。マーペが「黒島を見たい」といつも言っていたので、きっと野底岳に登ったのではないか、ということで、村人は野底岳に登ってみました。
 野底岳の頂上に、マーペはいませんでした。ただ、黒島の方を指を指しているような岩が立っていました。きっとマーペは、黒島に帰りたい一念で岩になってしまったのだろう、と村人たちは言いました。つんだらさ つんだらさ マーペ。可愛そうに、マーペ  



 マーペの登った野底岳

 アンコールが出たので
 島人ぬ宝

 さらにアンコールで、涙そうそう

 さらに出たので
 唐船どーい 江戸時代、沖縄は中国と貿易をしていました。5年に1回くらい、中国からの交易船が那覇港に入ったと言います。唐船(中国船)が来ると、珍しいもの見たさで、村人達は大騒ぎ。唐船ドーイ 唐船が来たぞー、というと、みんな一斉に走り出しました。走られないのは、若さ村の足の悪い爺さんだけだぞ  という歌詞。
 あと、沖縄人は本当にのんびりしているな、と思わせる歌詞ですが、カリユシの夜(おめでたい夜という意味です)。皆で宴会をする夜かもしれないし、恋人と二人で愛を語る夜かもしれませんが、夜が明けて太陽の昇るまで遊びましょう。太陽が昇ったって、昼間まで遊び続けましょう。また、明日会いたいね、というウタ。

 と言う感じで、語りも交え、大好評のうちに終わった。30分くらいか。芸能の力を信じたいです。まあ、三線や唄も大事だが、語りも大事だな。当然だ。

 終わったと、軽くワインを飲みに行った。



平成24年1月13日(金)

 今日は寒い日だ。

 夜、音無三線で、蔵ぬ花 を練習した。暗譜をひたすら。しかし・・・・


平成24年1月11日(水)
 
 昼休みに三線の練習。

 赤馬節

 上原ぬ島節

 蔵ぬ花 をした。

 

 夕方に20分くらい練習。

 赤馬節  上原ぬ島節  でんさ節  月夜濱  つんだら節  唐船ドーイ 
 

 そのあと、三線のお稽古に行く。今日は6人の生徒が集合。

 鷲ぬ鳥を皆で歌ったあと、先生が皆の唄を見てくれた。

 一人は、鳩間節

 もう一人 鶴亀節

 さらに、赤馬節 勺の音の取り方を指摘されていた。

 上原ぬ島節  押す所 工工四にはでていないが、そのような箇所を指摘されていた。

 私は、蔵ぬ花。 いろいろと貴重なアドバイスをいただいた。この曲は たらくじ とすごく似ていると言う。ということは、これが歌える様になれば、たらくじ に手が届くと言うことだ。

 何やら、昔は、新人賞では本調子の基本的な曲が課題曲だったから、それらは勉強するが、優秀賞以降は今思えば、二揚げの曲ばかり。例えば、小浜節  安里屋節(これは、八重山古典民謡コンクールでは新人賞扱いであるが)  月ぬ真昼間  中筋 など

 故に、蔵ぬ花 上原 月夜濱 などは、何か、マニア向けの曲のような気がしていた。
 もちろん練習している人もいたが、暗譜している人はいなかった。というか、暗譜する程稽古している人を見たことが無かったが、八重山古典民謡コンクール系では、これらのいわゆる、どっしり系の本調子の曲も、力を込めて学ぶことが出来るのは非常にありがたい様に思った。でも、考えてみれば、至極当たり前ではないか。

 蔵ぬ花 上原ぬ島 月夜濱 などをろくに稽古もせず、したがって暗譜せずに、ただ二揚げの曲を駆け抜けて、いろいろな賞を取っても、どのような意味があるのだろうか。

 まあ、「名を取った」ということでは多少意味があるか。でも個人的に俺には必要ないし、「名だけ」なら要らない。「実」が欲しいのだ。

 いや、最高賞だろうがなんだろうが、関係ない。意味も無い。コンクールも関係ない。「実質」こそ大事なのだ。このような曲は八重山古典民謡では大事な曲だからやはりきちんとやらなければならないだろう。それでないと、きちんと学べないし、消化できないのではないか。

 でも、一部の才能の溢れる人なら別だが、コンクールの課題曲にないと、なかなか、練習しないと言うのも凡人の常である。言うまでもなく、私もどうも「凡人」のようだ。

 八重山古典民謡コンクールは極めて厳しいコンクールであるが、やろうとする人の、ケツを叩いてくれるだけでもありがたいものだ。そう思う。凡人はそうしないと、なかなか悲しいことに、稽古をしない。それも現実だ。私の場合、唐船ドーイ をやるのが関の山だ。

 だけど、唐船ドーイ は、良い曲だ。これを聴いて三線をやりたくなったと言う人は大変多いみたいだ。




平成24年1月10日(火)

 夜、仕事が終わってから家具店に行ってみた。昨日のマッサージチェアは、体が45くらい倒れるのが良い。そのような椅子はないか。しかも仕事場で使えるような。体が、45度くらいリクライニングできて、足も45度くらいあがるようなリクライニングチェアを探しに行くが、ない。店に人にいわせると、そのようなものはもうちょっと高めの家具屋とかに置いてあるぞ、とか言う。なるほど。
 
 三線は、音無三線で、「蔵ぬ花」を暗譜したい。強制暗譜作業に取りかかった。強制暗譜をする所まで来た、ということだ。一歩一歩進んでいる。



平成24年1月10日(月)

 今日は成人式。

 今日、電気店で待望のヘッドフォンを買った。

 そして、健康器具の所でいろいろ試した。

 マッサージチェアをしたらスゴく気持ちが良かった。ここまで来ていたのか。驚いた。

 帰りに、カレーを食べた。

 ここのマスターが新しく買った外車を見た。クラシックカー。1960年もの。格好が良い。こういうのが格好が良いな。いくら位するものなのだろうか。メンテは大変だ。金もかかる。



 家で昼寝。2時間くらい。

 ああ、今日は何か疲れやすい。元気がない。3時間くらい起きていると疲れが出てくる。12月に飲み過ぎたか。肝臓に来ているか。

 今日は三線をあまりやらずに寝た。


平成24年1月9日(日)
 昼に,三線の練習。
 赤馬節  上原ぬ島節  蔵ぬ花 をやった。
 自分に厳しく、2時間程稽古した。

 夜は三線を練習する気力はなし。家で日本酒、半合飲んで寝た。早く寝た。休日なのに。


平成24年1月8日(土)  もくじ

 今日は二日酔い。何か体が重い。

 夕ご飯のあと、少し三線をする。蔵ぬ花。暗譜作業。進む。少しずつだが進んでいる。もっもと、ガーッとやれるものでもない。少しずつしか進まないし、それで良いのだ。暗譜とはそのようなものだ。
 まあ、暗譜作業もだいぶ進んだ。月夜浜、小浜節、古見ぬ浦、は暗譜終了。蔵ぬ花なども変な癖がついていないかどうか、見てもらいたいものだ。

 三線練習。

 優秀賞の曲を綿密に節回しに注意しておさらいした。

 赤馬節

 上原ぬ島節

 月夜濱

 蔵ぬ花

二揚げにして
 小浜節

 古見ぬ浦

 しょんかねー:これは優秀賞の課題曲ではないが...

 勢いで、谷茶前 1番はスムーズだが、2番は上手く行かない。



平成24年1月6日(金)
 今日は仕事のあと4人で飲んだ。

 店の新メニューで激辛南蛮という非常に辛いものあり。南蛮を醤油につけたものだが、これを食べながら、日本酒の鳩ぽっぽのお銚子で燗をしたものを飲んだら結構飲んだ。辛いので飲んでしまうのである。ゲロゲロになった。

 帰り酔っぱらって二度転んだ。一度は歩いていて道路で。

 二度目は、家の階段を自転車を持って上がる時に転んだ。頭を少し打ったが、自転車用のヘルメットをしているので何ともなかった。

 今日の三線。
 朝に、音無三線で、渡りぞう/すがだち を弾いたのみ。大分暗譜した。今年は辰年なので今年の曲としては良いかも。



平成24年1月6日(金)

 今日は何気ない日常であったが、蔵ぬ花 の暗譜に挑んだ、1−2小節。ある程度、あたりはあるが、うまくは行かない。

 このようなことを繰り返して、少しずつである、と思っている。

 今日、軽く、渡りぞう/菅だち を弾いてみるがだんだん暗譜が出来上がって来た。

 今日は夜は、新古今亭で4人で飲む。けっこう飲んだ。日本酒にビール。けっこう効いた。

 ダウンだ。帰りは自転車で帰ったがダウンだ。

 良い酒だった。金曜日だから仕方ないさ。


平成24年1月5日(木)

 今日は昼休みに、三線で、瀧落し菅攪/渡りぞう を弾いた。だいぶ暗譜したな。レパートリーが増えると言うことはいいことだ。

 レパートリーが一つ増えると、100万円の価値があると思う。


平成24年1月4日(水)
 今日から仕事始め。

 三線もやることがなくなったのでちょうど良い。やることがなくなったというか、テンパッた。蔵ぬ花はどうやっても覚えられない。そこまで来た。

 働くのも体には良いことだ。

 夕ご飯は最後のおせち料理。日本酒も少し飲んだ。今日は疲れた。

 夜中に、三線を少し。
 
 赤馬節  上原ぬ島節  月夜濱  でんさ節   瀧落し菅攪/渡りぞう

 あまり気の乗った練習ではなかった。

 日本酒を1号飲んで寝た これは○

 変な夢を見た。

 大型犬の赤ちゃんを買った夢。大型犬も借りて来た。どうでも良い夢だ。



平成24年1月3日 (火)     もくじ

 9時半に起床。

 ドローンとした一日になりそうだ。

三線を少し弾く。

 繁盛節

 渡りぞう

 谷茶前

 蔵ぬ花

 

 昼ご飯を食べて、また少し午前中の続きのようなことをして過ごす。


 昼寝をして4時頃起きた。やはりドローンとした一日となった。。

 家で夕ご飯。おせち料理 と Kさんのお母さんからもらった氷下魚(こまい)を食べた。夕食のときに熱燗を1合飲んだ。珍しいことだが、お正月だから良いか。


 三線も少し練習 それにしても寒い。

 蔵ぬ花  上原ぬ島節  でんさ節  月夜濱  をやった。寒い。

 お正月休みがあっけなく終わった。明日から仕事始め。ドローンとした休みだったが、三線はヒマにまかせてけっこう練習できたか。良しとするか。


平成24年1月2日(月)   もくじ

 今日もお正月休み。

 朝起きて、三線を練習した。
 音無三線で、蔵ぬ花  谷茶前  小浜節  しょんかねー   滝落し/瀧落し菅攪/渡りぞう など

 喫茶店でコーヒーとケーキを食べた。410円。安い料金設定だ。コーヒーも200円である。

 ここで八重山方言の本を読んだ。

 次に帰ってまた、三線の練習。2時間程こってりとやった。

 鷲ぬ鳥 1−2番

 鳩間節 1−2番

 赤馬節 譜面を見ながらメトロノームを付けて60のスピードで。そして、見ないで弾いてみた。所々間違った。まだまだだな。

 でんさ節 1−3番

 上原ぬ島節

 月夜浜

 唐船ドーイ

  滝落し/瀧落し菅攪/渡りぞう

 蔵ぬ花 なかなか暗譜ができないな。でもがっかりしない。もうちょっと歌い込んで曲に慣れようと思う。無理はしない。暗譜で無理をしたらダメだ。嫌になる。まずは歌い込んで曲に慣れたい。メトロノームも使ってみた。先生の音源を測ると38。ゆっくりだ。

 二揚げ
 谷茶前 軽くウォーミングアップ 1−3番 2、3番になると間違う。やはり慣れが必要だな。

 小浜節 ほぼ暗譜を固めた

 古見ぬ浦 暗譜した。1−3番まで歌える様にしたい。

 しょんかねー 暗譜をほぼ固めた。2番くらいまで出来る様にしたい。

 大浦越路節  歌い慣れよう。今日から始動だ。優秀賞の課題曲の最後の曲。きれいな曲である。

 18時過ぎに軽くおせち料理を食べた。

 そして、少し寝て、また三線。音無三線 暗譜と節回しの確認。

  滝落し/瀧落し菅攪/渡りぞう

 蔵ぬ花

 しょんかねー

 繁盛節 とぅまた松節:だいぶ分かって来た。節回しの面倒なところが、自分なりにしっくりと来る様になってきた。

 安里屋ゆんた  これも節回しの面倒なところがしっくりと来る様になった。けっこうできるようになった。繁盛節とかは基本曲なのでやはり大事だと思う。

 いくら、月ぬ真昼間 などの難曲をコンクール用に歌えても、このような基本曲をきちんと暗譜していないと、本物とは私は認めることは出来ない。このような人を時々見かけるが、「線が細い」唄い方をする傾向がある。故に、悪いがまるで魅力を感じない。まあ、そのように本人の前では言わないが・・・

 まあ、人は人。人にはその人の楽しみ方がある。干渉はしない。自分は自分の道を行く。

 短い三線人生を楽しむとするさ・・・

 


平成24年1月1日(日)

 あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

 起きると8時。

 三線を少しやる。谷茶前。蔵ぬ花。

 蔵ぬ花 暗譜作業。少しずつであるが進んでいる。

 あとは通常の練習
 鷲ぬ鳥 

 鶴亀節(1−3番)

 赤馬節

 上原ぬ島節  でんさ節

 月夜浜

 蔵ぬ花

 唐船どーい

 

 さて、どのような1年になるのか、日本にとっても正念場。TPPはどうなるのか。

 なぜか、ドジョウが、消費税でやたら強気であるが、アメリカの強い後押しがあるのかな。やたら強気である。

 しかし、アメリカの立場からすると、民主党はもう賞味期限が切れているのである。
 民主党の厄介なところは9月に代表選挙があるということだ。これで、野田、前原を中心とするアメリカ派が負ける可能性がある。すると小沢が台頭する。小沢はTPPなどやってはくれない。きわめて使い勝手の悪い男なのである。

 小沢、あるいは、小沢一派が総理になるくらいなら、アメリカにとっては、かつてのポチである自民党に任せた方が良いのである。

 次に総選挙があれば、まちがいなく民主党は下野するであろう。与党は僅差からも知れないが、自民党となる。自民党はTPPの賛成派と反対派が別れているが、結局は賛成するであろう。

 6月解散説が今、漂っているが、これは本当に現実味が高いのだ。

 6月に解散だろう。アメリカの意向である。アメリカの意向と国民の意向が重なった事は実現されるだろう。

//////////////////

八重山古典民謡 どんな時に人の歌を聴いて上手いと思うのか。

1) 上手な人。歌声もよく、三線も響き、かつ、歌と三線の絡みがすばらしい時。 もちろん皆、感動だ。こうなりたいと常に思い稽古を積んではいるが、なかなか難しいな。

2) 暗譜して歌ってくれた時。特に、それが、自分の暗譜していない曲ならなおさらだ。ちょっとくらい、三線を間違ったって、歌がイマイチであっても、「やるなあ」と心から思う。

3) コンクールの課題曲なら暗譜していて当然と言う面があるが、課題曲でないものを暗譜して、歌っているのをみると、感激は一入(ひとしお)だ。その人の三線への情熱がこちらにも伝わる。

4) コンクールのために取り組んでいる曲しか暗譜していないという人を見かけるが、あまり感心しない。そのような人の共通点として、その曲を暗譜して演奏する事はもちろんできるのであるが、演奏を聴いていても、「やっと」という感じであり、あまり聴いていて感動はしない。もちろんその人の努力は認める。
 このような人はコンクールが終わると、課題曲も瞬間的に忘れてしまう。個人的にはいただけない。こうはなりたくないな、といつも思っている。

 先生も、優秀賞を受けるのであれば、優秀賞の曲を練習する前に新人賞の曲を練習せよ。最優秀賞を受けるのであれば、新人賞、優秀賞の曲をすべてさらってから、最優秀賞の曲を練習せよ、と口を酸っぱくして指導されている。
 自分としては優秀賞の曲を今、練習しているが、新人賞の曲もさらっている。確かに新人賞の曲を練習すると、ぐんぐんと上手になっていく事が実感できる

5) コンクールがどうのこうの、というより、八重山基本曲(下記)を暗譜して弾いてくれたら、私はそれは価値のある事として認めている。それが、私がまだ暗譜し得ていない曲であれば、私は非常に感動して、その人を賛美して止まない。

八重山基本曲と言われているもの:
 鷲ぬ鳥節 でんさ節 つぃんだら節 久我山越路節 繁盛節 とぅまた松節 かたみ節 白保節 真謝節 鶴亀節 はしゆば
鳩間節 目出度節 など

(ちなみに、私が現時点で暗譜してないものは、繁盛節 とぅまた松節 かたみ節 白保節 真謝節 である。平成24年1月1日現在。今後、励みたい)  


Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月25日 06:25
Comments(0)平成24年1月

難曲「蔵ぬ花」 暗譜 なる!

おはようございます。嬉しいお知らせです(自分にとって)

 八重山古典民謡コンクールを目指し、目下、課題曲の練習と暗譜に勤しむ毎日であるが、最大の難曲、難所、蔵ぬ花 にさしかかっている。

 9合目辺りまで来たが、なかなか上がらない。

 昨日より、新兵器を用いた。スタンドである。これで寝ながらでも三線が弾けるようになった。

 やっぱり、日々、疲れるからね。仕事終わった後の三線の練習。かなり無理のある行動だ。自然界の掟に反している。

 仕事が終わり、家に帰ったら、テレビを見ながら酒を飲んで寝るべきだ。三線などしない方が良い。

 でも、あえて、疲れていても、なんとか練習する方法として、ちょっと工夫した。

 寝て三線を掛け布団の上に置くと、意外と座りが良い。そして、三線を弾くのである。違和感無くできる。このブログの読者諸兄もおやりになってみると良い.意外と行けてるように思うだろう。



 サンコーレアものショップから購入 iPad用のスタンド。でもiPadは掛けられません。不安定過ぎる。

 昨日、これに工工四を掛け、見ながら練習してみた。後半が弱いので、これで練習すると体もリラックスしているせいか、頭に入るのである。

 そして今日の朝、もう一度全部通してみると・・・・・

 「見よ」 ところどころ手を間違えることも多々あるが、とにかく工工四を見なくても通しで弾けるようになった。あっさりと決まった!

 もちろんこれで良い、というわけではない。いや、全然だめだ。

 手は覚えても、節回しも完璧に覚えなければ。

 音程の取り方のおかしい所も、たくさんあるし、中舌母音もかなり指摘されている。

 自分でうまくやっているつもりでも、ビシビシ至らぬ所はダメ出しされる。すぐに独りよがりになりがちだ。

 このようなことを、週1回のレッスンで積み重ねて行き、初めて、唄らしいものができてくる。

 まあ、芸事と言うものは、このようなステップを踏まなくては上達はあり得ないだろう。このようなステップを踏まないと早晩、先細りになるのは、必定である。

 とにかく、蔵ぬ花 に目鼻がついた。

 あとは、大浦越路節のみか・・・これは長いから暗譜も大変そうだな。でも、気分の良い曲ではある。

 自分の自慢と、くだらない話に終始したな。このようなものも良い。  


Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月24日 12:16
Comments(1)八重山民謡のお話

八重山古典民謡は暗譜すべきと心得ている

(問)『私の素人考えではコンクールで同じ歌を歌って「新人賞」「優秀賞」と個人の技量を判断して決めても良いと思うのです。」   by 三線初心者

 鷲ぬ鳥 でも聴けば、大体その人の力量は分かりますが、それで、コンクールをするのは難しいのでは。

 コンクールとは、人を仕切る、計り切る、ことです。

 審査の基準 というものも必要だし、実際にやるとなると、かなり難しいようにも思います。

 鷲 だけを歌わせて、最高賞、優秀賞、新人賞と分別するのは非常に難しい様に思えます。

 また、そのようなものに参加したい、と思う人がどれだけいるか。

 むしろ、それなら、でんさ節大会 とか、 トバラーマ大会 とかがすでにある。
 これは、1−3位くらいまでを競う。そのようなことは行われている。

 そちらに参加した方が良いと思いますね。

Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月21日




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なるほど、一つの歌だけでは審査が難しいのですね。ありがとうございます。

 しかし、ここでまた疑問が一つ出てきました。
「鷲ぬ鳥」など、一つの歌で最高賞、優秀賞、新人賞を審査するのが難しいという事であれば、「鷲ぬ鳥」では新人賞より上位コンクールに必要な技量が測れない。物足りない。難易度が低いという見解になります。

 ところが私にはその物足りない物、習得すべき違いが分からない。

 これまでにも「鷲ぬ鳥」と「赤馬」もいろいろな音源を聞き比べ、歌い弾き比べてみたのですが、「新人賞」と「優秀賞」「最高賞」向けに区別されている明確な理由がわからないまま何人かの「師匠」や「先生」と呼ばれている立場の方々に同じ質問をしてみましたが「難しさが違う」とか「歌い込んでいくうちにわかる」と曖昧な返事でした。

 そんな悩ましい問題を抱えていた私の前に、「課題曲を次から次へと、暗譜して掌中に収めている」カラ山さんが突如として現れ、しかもご本人は凄い事だとは思っていらっしゃらない。

 このように現在進行形で次々と暗譜して掌中に収めておられる方であればその違いははっきり分かっていらっしゃると思うのです。いや分かっていなければ「優秀賞」の技能は習得できないはずですよね?

Posted by 三線初心者 at 2012年01月21日




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こんばんは。いろいろコメントいただきありがとうございます。

 ひとつだけ、思い違いをされていますね。私には優秀賞の技量はありません。まだ新人賞です。優秀賞を目指してはいますがね。

 さて、八重山古典民謡コンクールにおける課題曲の振り分けが、本当にご理解いただけないのでしょうか。

 いろいろ先生について習っていたこともあるようですし、実際に、鷲ぬ鳥節 と、赤馬節もけっこう練習されているようにお見受け致しますが・・・・

 八重山古典民謡コンクールの場合、まず、新人賞では基本的なことを多く含み、それが複合ではなく、単独であらわれて来るような曲を選んでいるようです。しかも唄いやすい、取っ付きやすい曲を選んでいます。

 八重山古典民謡の特徴は、やはり中舌母音と、節回し。音程の取り方です。具体的には「尺」の音の取り方。これを新人賞の課題曲で徹底的に練習していただく。

 優秀賞では、もっと応用。新人賞よりも長い曲で、曲想を付けるのが難しい曲。「勺」の音の取り方。いろいろなことが複合的に絡んでいる。でも新人賞を通っていれば、どう複合的に絡んでいるかがわかる。

 それを解きほぐしながら理解して行く。そしてマスターしていく。その過程で暗譜もして行く。

 それをやりながら、新人賞の曲も復習する。

 とにかくやってみる。やってみると明瞭に分かる。

 三線初心者さんが、どこまでおやりになっているのか分かりませんが、もし、何もコンクールと言うものをやっていなければ、是非チャレンジされたらよろしいかと。

 このようなものは体で分かるものですから。理屈では分かりません。

 また、話を続けます。最優秀賞では、例えばその課題曲、「月ぬ真昼間」なんて、延々と高い声で、複雑な節回しを唄い、しかもその中に中舌母音も出てくる。息も長い。息も続けなければならない。それでないとウタにならない。もちろん最優秀賞を通る訳も無い。そのような曲です。

 じっくり、新人賞、優秀賞で、八重山古典民謡の基本を身につけていないと出来ない曲が並んでいると理解していますが。

 しかも、課題曲はこのようにテーマがはっきりして、しかも芸術的に高い曲なので、これを勉強すれば、八重山古典民謡といものを効率的に学ぶことの出来るものと、私は理解していますが。

 ここでいろいろ言うより、まず、コンクールを受けてみることお勧めします。

 八重山古典民謡コンクールが、厳しければ、もっと課題曲のすくないコンクールも本島の方では多数やっています。それらを受けることを検討されては。

 でも、それらは、その協会の属する研究所に所属していないと受けられませんが・・・

 カラ山



 コンクール会場の風景

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おはようございます。三線の初心者さん。

 いくつか質問事項があるので、ひとつずつ。

 赤馬と鷲の違いが分からない、というのが、深刻な問題であるようですね。
 先生にお聞きしても、納得するお答えが得られない。ラーメンなら、美味しいか、美味しくないか、客が入っているか、いないか、で、すぐ分かるが、三線は、先生が強弁したりするので、変な理屈もまかり通る。
 

 御意。おっしゃるとおり。


 でも、悩んでばかりいたって何も始まりませんよね。

 八重山古典民謡は、暗譜をしなければいけません。工工四を見ながら唄っているようでは、できた内に入りません。

 だから、三線の初心者さんのやるべきことは、赤馬と鷲 を暗譜することではありまんせんか。

 暗譜の過程で、なるほど、赤馬は鷲に比べて暗譜するのに時間がかかるなあ、と実感されるのでは。

 もちろん、絶えず、先生に習いながら節回し等をチェックしてもらうことは言うまでもありませんが。

 鷲はともかく、赤馬を完全に暗譜して節回しも正確に(ちょっとくらいは、Don't mind)唄うことができれば、生徒レベルでは相当な実力者ではないかと私は思います。

 

           Posted by カラ山 at 2012年01月23日



 とばらーまの碑:これを見た時にはメチャクチャ感動した。

もくじ

八重山古典民謡のお話 目次

 24年1月のお稽古の記録

 ○八重山古典民謡 どんな時に人の歌を聴いて上手いと思うのか。(平成24年1月1日)
 ○八重山古典民謡コンクール 優秀賞受験に向けての行動計画策定 (平成23年11月16日)
 ○とぅばらーま大会(平成23年度)を見て
 ○私たちが三線を楽しむことの出来る時間
 ○中筋ぬヌベーマの壷
 ○八重山古典民謡コンクールを振り返って----その膨大な課題曲が血や肉に
 ○尺の音を取るのは一苦労
 ○コンクールと言うものを客観的に評価、判定する
 ○岡本太郎と八重山の労働歌であるユンタの出会い  


Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月23日 12:15
Comments(0)八重山民謡のお話

コメントから 「私がいろいろな曲を暗譜出来る理由」

良いコメントが来たので、それについて、こちらも返答したら、一つの私の意見になったので、記事にしたためた。

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【コメント】
赤馬節、上原ぬ島節、蔵ぬ花、月夜浜、小浜節、古見ぬ浦、大浦越路節を次から次へと、暗譜して掌中に収めている。

凄いですね。

是非、youtubeに投稿していただいて全世界の方々に前人未到の沃土に足を踏み入れ得る欣び、というか、連城の玉を獲(と)るよりも勝(まさ)る歓びを,分かちあっていただこうではありませんか。

投稿 お待ちいたしております。

 Posted by 三線初心者 at 2012年01月19日

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【私の返答】
おはようございます。コメントありがとうございます。
 
 本当に、スゴいことだとお思いでしょうか。実は私はあまり思っていないです。

 というのは、このくらいのことは、八重山古典民謡コンクール優秀賞受験者なら、多少のペースの違いはあれ誰でもやっています。
 私の教室や同門の仲間をみてもそうです。

 私は今度は優秀賞は1回目の受験ですが、何回もやっている人も居ます。3-4回目の人も珍しく無い。

 まあ、まわりにそのような人がけっこう居ますから。

 みなで連絡を取りながらワイワイ言ってやっています。(それほどワイワイでもないが)

 でもね、それこそ、思い込みだと思いますが、「連城の玉を獲(と)るよりも勝(まさ)る歓び」は味わっていますね。

 当ブログの記事に、「我々が三線を楽しむことの出来る時間」という記事があるのですが、我々が三線に傾倒して打ち込める時間は、長い人生の中で、せいぜい2-3年。そのような波が2-3度来ます。

 この時に、波に乗って、グンッとやっていく。今、自分にはその波が来ている。だから、容赦なくごりごりやって行こうと思っているし、やっている。するとどんどん頭に入る。

 でもそうでない時期が殆ど。それは、自分が原因ではなく、自分のまわりの状況。仕事のこと、家庭のこと、結婚、離婚、出産、子供の心配、受験、など、三線どころでなくなる時が山ほどある。

 だから、今の時間を大切にしたいです。

 そんなとき、八重山古典民謡コンクールに向けて、その膨大な課題曲をこなしていく。課題曲だからやらねばならない。それをテコにして頑張っている。やった分、うまくなる。やらないとうまくはならない。これも理の当然です。

 課題曲が薄いコンクールも多々ある。どのコンクールを受けようがその人の自由だが、課題曲が薄いと、コンクールのためにやり抜くと言う「テコ」が効かない。すると、私みたいには覚えられないだろう。まあ、私ならそのような状況ではできない。

 仮に課題曲が小浜節と安里屋節と言われたら、今からなら、来年の6月か7月のコンクールに向けてそれを中心にやっていく。
 ちょっと他の曲もかじることもあるだろうが、蔵ぬ花、上原ぬ島節、大浦越路節 というような難曲は、絶対にやらないだろうな。

 私が、いろいろ曲を覚えていることをスゴいとお考えなら、正確に言えば、私がスゴいのではなくて、八重山古典民謡コンクールのシステムというか、その中に、脈々と流れる先人の考え方がスゴいんじゃないだろうか。

PS 学習過程の曲をYouTubeに出しても、と考えてます。また、そのようなことは、自分はあまり好きではない。

Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月20日

【参考】
「我々が三線を楽しむことの出来る時間」

もくじ  


Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月20日 11:45
Comments(8)八重山民謡のお話

「三線は棚の上」さんへのコメント コンクールとは何か?

おはようございます。

まったく納得できますね。

私はコンクールと言うものは、あれは、初学者が勉強するきっかけや励みとするものと考えていますけどね。

コンクールを肯定するも、否定するもそんなものない。あくまでも初学者のもの。

コンクールに向けて、数少ない課題曲ではあるが、磨きをかけて一生懸命練習する、という時期が初めのうちはあっても良いし、そのようなことをしないと、身に付かない。

コンクールはその励みとするものです。

とにかく一生懸命やらないと、いけないから、コンクールを神聖視でもしないと、そのくらいやらないと、やってはいけない、という側面もある。

最高賞や最優秀賞をとってから、始まりだ、と言う人もいたけど、まったくその通りだとおもいます。

そう言う意味で、コンクール 良いんじゃないですか。

私も、八重山古典民謡コンクールを目指しています。

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あくまでも三線は趣味なんです。趣味と言うものは気があわないとどうもならない。

 去年の10月(平成23年10月)に、石垣島に行った時、蝶の採集のご一行様が宴会をやっていた。

 蝶の採集家にとっても、石垣島は堪えられない所のようだ。皆、嬉々としてやっている。

 しかし、俺に取ってはどうでもよいこと。蝶々が可哀想だ、くらいにしか思わない。

 コンクールも同じ。
 
 八重山古典民謡コンクールを目指しているが、違うコンクールを目指している人もいる。それはそれで良い。価値観の相違である。

 もっと、踏み込むか。

 三線のコンクール いろいろある。八重山古典民謡コンクール、八重山古典民謡音楽コンクール、琉球民謡コンクール、琉球民謡コンクール、琉球民謡音楽コンクール、琉球国民謡コンクール、などなど

 代表的なものを挙げたが、これはいずれも断言すれば、初心者のものだ。本当に上手い人は受ける必要すらないものと考える。

 そのような人が力を見せたければ、それこそ、トバラーマ大会、的なものがいいんじゃないか。でんさ節大会、小浜節大会、いろいろある。

 いや、そのようなことをしなくても、教室を開いていて、沢山生徒が集まるとか、ライブをやれば、沢山、客が集まるとか、そのようなもので、技量を計るやり方もある。

 確かにコンクールに拘泥する必要は無い。

 俺の場合、この前、八重山古典民謡コンクールで、「新人賞」をいただいた。すると、前の習っていた教室の仲間から「スゴい賞を取ったんですね」と言われた。
 正直言って、やっぱり嬉しかったけど(それが若い女性だったからなお嬉しかった)、ちょっと違うんじゃないかな、という気もしている。

 俺は、新人賞を取るために、その課題曲である、鷲ぬ鳥、鶴亀節、鳩間節、千鳥節、夜雨節、安里屋節、彌勒節、を練習に練習を重ね、暗譜して、さらに唄い込んで磨きをかけた。窓の外で、カラスが鳴いても、手を間違わないようにした。
 そして、今でも、練習して唄い込んで磨きをかけている。

 恐れながら申し上げれば、自分のまわりに三線をやっている人は数少ないが何人かいらっしゃる。でも、これだけの曲を暗譜している人を私は見たことは無いのです。すると、必然的に「俺ってすごいな」と思うことができる。

 更にである.今は優秀賞を目指して、その課題曲である、赤馬節、上原ぬ島節、蔵ぬ花、月夜浜、小浜節、古見ぬ浦、大浦越路節 をやっている。唄い込んで、暗譜に勉めている。

 これらの曲は少し前まで、そうだな、1年前は、憧れて見上げるような大曲、難曲、名曲であった。それを今、次から次へと、暗譜して掌中に収めている!(感じがする)。

 新人賞の課題曲と、優秀賞の課題曲、計14曲を全部、暗譜したら、大変なことなんじゃないかな。そんな人を、俺は見たことが無いのだ。逆にそんな人が目の前に現れたら、おれはすぐに尊敬するね。最近、人から尊敬される、なんてこと、あまりないだろう。そうだろう。

 まあ、人から尊敬されるとか、そんな大仰なことを言わなくても、だ・・・・・

 まさに、俺は、前人未到の沃土に足を踏み入れ得る欣び、というか、連城の玉を獲(と)るよりも勝(まさ)る歓びを,私は今、味わっているのだ。

 関心の無い人からすると、「何が嬉しいんだい?」としか、ならないが、だれに理解されなくても、尊敬もされなくても、その歓びは、まさに、それこそ趣味の歓び、至上の歓びではないだろうか。


 もくじへ  


Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月19日 09:49
Comments(1)今日の一押しブログ

本日の一押し 「三線は棚の上」

こんばんは

 面白いブログを見つけたよ。

 ちょっぴり辛口。

 三線のことを書いていながら、食べ物やその周辺の話しばかりのものが多い中、このブログは、けっこうマジに深く捉えている。このような三線関係のブログはなかなかないです。

 内容も深い。

黒木 について
 http://blogs.yahoo.co.jp/sansinr/30124064.html
 なるほど 最近は本島の黒木が出て来ているんだ。
 私は、まず、本島の黒木が枯渇して、まだ、八重山ならある、と言うことになったが、次に八重山の黒木が枯渇。と、思っていたが・・・

コンクールについて (3題)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sansinr/folder/5110.html?m=lc&sv=%A5%B3%A5%F3%A5%AF%A1%BC%A5%EB&sk=0
 なるほど 共感できる。

 下に備忘録として、コピペした。上のリンクをクリックオリジナルをみてくだされ。

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1)コンクールなんて

もう一度書きますが、私はコンクールを否定しません。あったほうがいいと思いますよ。

でもね、コンクールがあればこそ、正しい歌が広まるんだなんて考え方にはついていけません。
確かに、ある程度の歌の常識を広めているとか、あるいはコンクールのためにより多くの練習をすることで、技術の底上げができているという点は認めましょう。しかし、正しい歌を広めているなんて大風呂敷を広げてはいけません。

そもそも、コンクールで正しい歌かどうかを判断できるのかって話でして。
合否というのは、正しい民謡かどうかという判断で下されるのではないのです。結局コンクールで儲けている、失礼、コンクールを設けている団体の基準に照らしてどうかという判断です。本当に正しい歌(芸能)というのは、前に書きましたように、感動できるかどうか。あるいは美しいかどうかだと思いますよ。
そういう考えに立てば、コンクールなんて、おもしろくない歌=正しくない歌を量産していると言ってもいい。

合格して賞をとったことはすばらしい。喜ぶべき事です。自慢するのもいい。でも、賞をとったことと、自分に正しい歌が身についているかというのは、まったく別の問題です。そうそう、もう一つ言いたいことが。だいたい、コンクールで合否を確認するだけで、受験者自身が「すばらしい歌、芸能」を判断する力を備えていないってことが大きな問題なんだ!本当に芸能を楽しんできた人たちならば、たとえ自分で歌ったり踊ったりできなくても、そのあたりの判断はしっかりできたはず。そう、「おもしろい」かどうかという、とても単純な言葉でね。

コンクールを否定はしません。でも、コンクールに対する考え方については、否定してしまったかもしれませんね。

【コメント】はじめまして、こんにちは。
私は民謡をやってます。コンクールにも出ます。
けれど、出ていて思うのは「審査は審査員の好み」という事です。
コンクールは大事だと思います。けどそれに出て、本来の趣旨『何の為に習っているのか』が忘れかけてました。コンクールに流されていた自分も一時期いましたしね。

hidarinodoさんの意見、改めて考えさせられました。(By ゆか 民謡ぢゃァァァ!みんな“come on!!”

【コメント】コメントありがとうございます。

ゆかさんのブログ、拝見しました。
参加されているコンクールは、コンペティション形式のものですね。実力者の集まるコンペでは、審査も容易ではないでしょう。「審査員の好み」が出てしまうというのも、頷けます。

沖縄民謡のコンクールは「昇段試験」的な内容で、一定の実力を備えているかを審査して、合格か不合格かの結果を出すというものです。ですが、これもいろいろ気になることがありまして。。
ある団体のコンクールは、団体設立時(会員が少ない時期)には極端に甘く、会員が増えてきてからはそこそこ厳しくなったと聞きます。「審査員の好み」と「団体の都合」というのもあるかもしれません。
なんて書くと、どこからかお叱りを受けるかもしれませんね。

いずれのコンクールも、民謡の楽しさを広げてくれる場であってほしいと思います。

ありがとうございました。

______________________________________
2)コンクールこそ

長いこと三線をやっていますと、(といいましても、ほとんど棚の上なのですが)いろんな人に出会うものです。三線をやってみたいのだけれど、という相談をうけたことも一度や二度ではありません。私が教えるわけではありませんが(教えられるわけもありませんが)、でも、三線をやろうと思ってくださると、仲間ができたみたいで嬉しいものですよ。

しかし、はじめは三線を楽しんでいたのに、やがて目標をもてなくなってやめてしまったという話も聞きます。残念なことです。

県外で三線を楽しんでいる人には、どんなにうまくなっても発表の場がありません。仲間内の宴席での余興や施設訪問など積極的に取り組んでいる人もいますが、一部の人でしょう。それに、こういった余興的演奏というのは、お客さんの反応が、芸の質に対する評価ではなくて、「よくやってくれました」という感謝が主体です。実力をはかる判断材料にはなりえません。その感謝の拍手に満足できている間は良いのですが、「私の歌は、これで良いのだろうか」と感じるようになると、お客さんにどんなに喜んでいただいても、不安を覚えるようになるようです。
実は、これは県外の人に限ったことではなくて、沖縄県内でも同じことが言えるのです。よほどの自信家でないかぎり、やればやるほど「これでよいのか」という不安が大きくなっていく。それは、確実に達成感を減退させてくれるのです。結果として、三線が楽しくなくなってくる。

そんなときに、コンクールです。

合否という結果がでます。一つクリアすると、その上があります。達成感を得られ、目標も持ち続けられる。これはすばらしいシステムですよ。

前に、受験をやめた男性の話を書きました。男性の場合は、賞そのものをとても大切な物だと考えておられるのです。「その賞をとった人なら、それなりの実力がなければならない」というのは、まじめな考えではあります。でも、最初から「これは、趣味として三線を楽しんでいる人の、目標の一つ」と考えれば、もっと気楽に受験できるのです。

きっと、受験させる人たちは、コンクールをもっと高尚なものだと説明したがるでしょう。合格のためには日々精進し、技術を磨くことはもちろん、精神も芸に対する心がけも、日頃の行いも、とかなんとか言いたがるに違いありません。もちろん、そういったストイックな練習や師匠の神格化やさまざまな精神論も、三線を趣味として楽しむ中の香辛料としておもしろいと思います。などと書きますと、バカにするなと叱られますか。まあ、それでもいいです。それくらい「真剣に」取り組むことも、趣味としてすばらしい。だから、私はコンクールを否定しません。

でもね、コンクールがあるからこそ正しい歌が歌い継がれるのだといった、コンクールを神聖視する向きにはついていけないんですよねえ。

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3)コンクールは

ある男性から聞いた話です。

男性は県外出身ですが、数年間沖縄県で生活をしておられました。そのときに、民謡の教室に通っておられたそうです。
もともと、別のジャンルの弦楽器と歌を得意としておられたそうで、三線の腕もめきめき上達。コンクールもすんなりと通って、いよいよ一番上の賞を受験というときに、考えたそうです。

「自分がこの賞をとって、よいのだろうか」

教室に通って、いくつかの曲をマスターし、コンクールの課題曲は無難にこなせます。でも、それだけで受験して良いのか。十分な腕もないのに、このまま合格してしまったら、民謡を冒涜していることになりはしないか。なによりも、自分自身が受賞者ということに納得できない。

この男性、結局、受験をしなかったのだそうです。

「合格もしていないのにこんなこと言って、生意気ですけれどね。ハハハ」

と口では茶化していましたが、目は真剣でした。

全く同感です。この言葉を聞いて、私はすっかりこの男性を信頼するようになっていました。

男性は、音楽(芸能)に厳しい目をもった人で、人を感動させることができてこその芸能だともおっしゃいました。コンクールに合格した人がみな、人を感動させられる歌を歌えているか。私の知る限り、受験者のほとんどは、合格することにのみ熱心で、聞き手のことなど考えていません。自分の歌を、合格できる形にすることこそが練習だと考えているのです。

だから、コンクールなんて無くていいんだ。とは、私は思わないのです。
  


Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月18日 23:08
Comments(0)今日の一押しブログ

八重山古典民謡 どんな時に人の歌を聴いて上手いと思うのか。

八重山古典民謡 どんな時に人の歌を聴いて上手いと思うのか。

1) 上手な人。歌声もよく、三線も響き、かつ、歌と三線の絡みがすばらしい時。 もちろん皆、感動だ。こうなりたいと常に思い稽古を積んではいるが、なかなか難しいな。

2) 暗譜して歌ってくれた時。特に、それが、自分の暗譜していない曲ならなおさらだ。ちょっとくらい、三線を間違ったって、歌がイマイチであっても、「やるなあ」と心から思う。

3) コンクールの課題曲なら暗譜していて当然と言う面があるが、課題曲でないものを暗譜して、歌っているのをみると、感激は一入(ひとしお)だ。その人の三線への情熱がこちらにも伝わる。

4) コンクールのために取り組んでいる曲しか暗譜していないという人を見かけるが、あまり感心しない。そのような人の共通点として、その曲を暗譜して演奏する事はもちろんできるのであるが、演奏を聴いていても、「やっと」という感じであり、あまり聴いていて感動はしない。もちろんその人の努力は認める。

 このような人はコンクールが終わると、課題曲も瞬間的に忘れてしまう。個人的にはいただけない。こうはなりたくないな、といつも思っている。

 先生も、優秀賞を受けるのであれば、優秀賞の曲を練習する前に新人賞の曲を練習せよ。最優秀賞を受けるのであれば、新人賞、優秀賞の曲をすべてさらってから、最優秀賞の曲を練習せよ、と口を酸っぱくして指導されている。

 自分としては優秀賞の曲を今、練習しているが、新人賞の曲もさらっている。確かに新人賞の曲を練習すると、ぐんぐんと上手になっていく事が実感できる

5) コンクールがどうのこうの、というより、八重山基本曲(下記)を暗譜して弾いてくれたら、私はそれは価値のある事として認めている。それが、私がまだ暗譜し得ていない曲であれば、私は非常に感動して、その人を賛美して止まない。

八重山基本曲と言われているもの:
 鷲ぬ鳥節 でんさ節 つぃんだら節 久我山越路節 繁盛節 とぅまた松節 かたみ節 白保節 真謝節 鶴亀節 はしゆば
鳩間節 目出度節 など

(ちなみに、私が現時点で暗譜してないものは、繁盛節 とぅまた松節 かたみ節 白保節 真謝節 である。平成24年1月1日現在。今後、励みたい)



八重山古典民謡のお話 目次

 ○八重山古典民謡 どんな時に人の歌を聴いて上手いと思うのか。(平成24年1月1日)
 ○八重山古典民謡コンクール 優秀賞受験に向けての行動計画策定 (平成23年11月16日)
 ○とぅばらーま大会(平成23年度)を見て
 ○私たちが三線を楽しむことの出来る時間
 ○中筋ぬヌベーマの壷
 ○八重山古典民謡コンクールを振り返って----その膨大な課題曲が血や肉に
 ○尺の音を取るのは一苦労
 ○コンクールと言うものを客観的に評価、判定する
 ○岡本太郎と八重山の労働歌であるユンタの出会い

総目次


  


Posted by カラ山 倍達 at 2012年01月01日 23:27
Comments(0)八重山民謡のお話

23年12月のお稽古の記録

平成23年12月31日(土)      もくじへ
 本日年越し。

 朝に起きて、三線を練習した。

 鷲ぬ鳥 赤馬節  デンサ節  上原ぬ島節  月夜浜

 蔵ぬ浜  唐船どーい  谷茶前  

 小浜節 暗譜が弱い。

 軽く近所でお買い物をする。客でごった返していると思ったらあまり居なかった。

 昼寝をして3時半頃起きた。
 
 家でウダウダと、三線を弾いたりする。蔵ぬ花を覚えたい。谷茶前も2番、3番と練習だ。だいぶできるようになった。

 夕飯は、おせち料理。

 そのあと、寝たり、三線を弾いたりした。

 今、12時45分頃。お寺の鐘が鳴り出した。108つ打つと新年だ。平成24年。2012年だ。

 部屋で除夜の鐘を聴いている。このようなのも悪くは無い。

 今年はどう言う年だったかな。振り返ると・・・

 自分にとって、やはり三線で大きく勝負に出た年だった。

 久しぶりに、再び、三線を始め、八重山古典民謡コンクールに挑んだ。そのために。7曲の基本曲を覚えて、磨きをかけた。このことは非常に大きかった。自分の三線が大きく躍進したのではないかと思っている。

 石垣島で、新しい三線仲間と出会えたことも大きな収穫であった。

 更に、発表会と優秀賞を目指して、7月からは赤馬節に取り組んだ。

 優秀賞の曲は、いろいろあるが、赤馬節が一番困難なのである。

 9月には、再び石垣島に行き、発表会に参加。これも大きな収穫だ。仕事もきつく、一時は行かないことも検討したが、行っておいて良かったと思う。感動だった。心の深層に迫るものがあった。

 やはり、勝負に出る時には勝負をしなければ、人生は前に進まない。

 三線関係以外では、同窓会のこと。5年ぶりの同窓会が地元で行なわれ、10月にも盛大に行なわれた。高校の仲間と言うものは良いものだ。心の故郷である。


平成23年12月30日(金)晴れ
 
 今日は、お正月休み。開始。ゆっくりだ。

 家で、三線を弾いたりして過ごす。

 三線は、蔵ぬ花 の暗譜。二揚げの曲の暗譜。

 谷茶前もやっている。だいぶ手応えあり。前にもやっているので、また、リベンジだ。リベンジを繰り返して、だんだん出来て行く。

 二揚げは、小浜節、古見ぬ浦 のほかに、前に少しやったことがあるので、しょんかねー を暗譜し直している。

 昼ご飯を食べて、少しして、昼寝をすると、起きたら4時半。なんという一日だ。


 今日は友人が遠方から来るので、7時に待ち合わせ。

 居酒屋に行く。けっこうおしゃれな居酒屋だ。ここで飲む。

 いろいろ飲んだら、3時半になった。

 盛り場から1時間半かけて歩いて帰った。家に着いたら4時半だ。飲み過ぎだ。


平成23年12月29日 (木)

今日の三線の練習は・・

 蔵ぬ花はけっこうやった。暗譜が少し進んだがなかなか大変だ。
 
 二揚げの曲も暗譜し直している。小浜節、古見ぬ浦。これらはこの前、暗譜したので、すぐに思い出すことが出来る。

 今日は疲れたので、早く寝た。昨日、飲み過ぎたようだ。



平成23年12月28日(水)
 今日は飲み会。
 友人とよく行く居酒屋に行った。
 下の酒を飲んだが、美味しかった。
 黒糖焼酎は燗で飲むと美味しいと言うが。今日はロックで飲んだ。

 昼休み三線の練習をした。
 声が上手く出なかったな。高い声が出ない。

 赤馬節  上原ぬ島節  でんさ節  蔵ぬ花  月夜浜

 まあ、短時間であり、調子も悪かったが、これも前進だ。



平成23年12月27日(火)

 朝に、蔵ぬ花 の暗譜を試みたがまだできない。もうちょっと唄わないとだめかな。

 昼休みは三線も練習した。

 先生の音源に合わせて、蔵ぬ花 を唄ってみた。3度くらい唄った。

 赤馬節 上原ぬ島節 でんさ節
 そして、最後にまた、蔵ぬ花 をやってみた。

 夜、三線の練習。音無三線で、
 蔵ぬ花 の、最初の一節を執拗に暗譜することを試みた。なかなか難しい。でも何回もするとできた。突破口が開けた。年内、暗譜も夢じゃない。
 すると、あとは、大浦越路節だけになるではないか。早い。優秀賞に王手である。

 夜、音無三線で、谷茶前 とか 小浜節 で遊んだ。 小浜節 暗譜したのを思い出した。


平成23年12月26日(月)

  今日は朝、職場でプチ演奏会。

 だれもこないのかなと思ったら10人くらい来た。

 まず、鷲ぬ鳥。

 次に、島人ぬ宝。

 次に、安里屋ユンタ   聞いた事があると言っていた。

 子供の観客がいると嬉しいものだ。

 更に、唐船ドーイ。ミスタッチなく上手くいった

 結局終わってみたら、10人くらいの人だった。大いに気を良くした

 

 夜は、宴会。いろいろ例によってくだらない話しをした。


 夜中に三線の練習をした。

 今日は工工四が見当たらないので、知っている曲のみ。

 鷲ぬ鳥

 赤馬節

 上原ぬ島節 でんさ節

 ゆんたしょうら

 月夜浜  結局、暗譜ができた。

 鶴亀節

 と言った所。飲んでいるので、疲労も激しいな。



平成23年12月26日(日)

 午前中に1時間ほど三線を練習した。

 今日は疲れも取れてすっきりだ。

 赤馬節

 上原ぬ島節  でんさ節

 月夜浜 當山先生の音源に合わせて  一応は暗譜した。

 蔵ぬ花 先生の音源にあわせて。

 夜に、いよいよ、蔵ぬ花 暗譜もスタート。三線の手だけ暗譜しようと試みた。このような試みを繰り返して行くと、次第にスムーズになって来る。そして、強制暗譜訓練をして行くと良い。まだ、慣れる段階か。

 来年のレッスンまでに覚えてしまいたい。

 今日はこの他 ゆんたしょうら を勉強した。あわせて、猫ユンタ コイナゆんた あんぱるの蟹ユンタ をやってみた。
 あんぱるの蟹ユンタ は、唄と手拍子だけで良い。いや、全部それでよいのだが、最初の3曲は三線も覚える様にしよう。
 なんか、ユンタの掛け合いは非常にやってみると面白いものだ。独特の世界に入られる。
 ウティナン・スゥティナン奏法は、男と女の声の絡み合いである。これがやってみると、非常に面白い。

 


平成23年12月24日(土)
 今日は、猛烈な二日酔い。ダメだ。これは。昨日、飲み過ぎ。三線飲み会は飲み過ぎるからダメ。反省だ。

 家でクリスマスをする。鳥が美味しかった。

 夜中に三線の練習。疲れているため、声のコントロールが今ひとつ効かない。

昨日、飲み屋でやったので二揚げのママになっている。

 夜雨節 うまくいかない。俺ってこんなに下手だったろうか。

 千鳥節 これもダメ

本調子
 赤馬節 音程と唄のタイミングに注意。前のお稽古で指摘を受けた所。

 上原ぬ島節  でんさ節

 月夜浜  だいぶ暗譜した。いや、殆ど暗譜した。ミスが出ないようにしたい。歌詞の間違いに注意したい。

 蔵ぬ花 唄に慣れたい。

 唐船どーい

 鷲ぬ鳥



平成23年12月23日(金)
 
 今日は、朝、8時ころ起きて、月夜浜の暗譜をした。
 
三線の練習。一般的な練習。

 赤馬節
 鶴亀節 3番 「あらんだら」に注意
 上原ぬ島節 でんさ節
 つんだら節  久我山越路節
 月夜浜
 蔵ぬ花
 唐船どーい
 鷲ぬ鳥

 今日は昼に昼寝して、3時半から6人位で行っているギターのコンサートに行く。前から友達に誘われていたので。

 近所であるが分かりにくいところ。でも小さな居酒屋で聞いたので分かった。民家の三階が会場になっている。
 
 今をときめくこれからのいろいろな、若手のギタリストの演奏を聴くことが出来て良かった。

 でも、音楽の力は大きいな。今日も集まったところはただの部屋だがギターの音が響くだけで随分雰囲気が違ってくる。

 今日は遠方から友人のT井が来たので、彼と飲んだ。20年ぶりか。4人で飲む。

 次に「鶏鳥亭」に行った。鳥料理が旨い。T井の知っている店。ここに行きたかったようだ。

 ぬか漬けも美味しい店で、安く使える店。三線の演奏にも理解がある。使える。

 ここで、三線をやった。


 鷲ぬ鳥

 ハイサイおじさん

 つんだら節

 平成23年度 社会情勢の唄


平成23年12月22日(木)

 帰って来て、今日はゆっくり休んだ。飲み会が続いてからだが壊れそうだ。

 でも、月夜浜の暗譜に取り組んだ。ほとんど暗譜したが、歌詞が上手く行かない。でもほとんど暗譜した。月内暗譜は達せられるだろう。

 蔵ぬ花 も、ちょっと歌った。

 早めに寝たが、起きて、月夜浜をもう一度練習して寝た。


平成23年12月21日(水)
 
 今日はちょっとした、プチ忘年会。近所の居酒屋で。

 歌三線もあり。

 鷲ぬ鳥
 島人ぬ宝
 つんだら節
 平成23年度 社会情勢の歌。TPPをやったら、大変になるぞ、という歌。

 マスターに、うまくなったね、変わって来た、と褒められた。

 ここのマスターは私の歌をずっと長い事、聴いている(聴かされている)。


平成23年12月21日 (水)
 今日は、朝に音無三線で、月夜浜の強制暗譜訓練を行なった。

 強制暗譜訓練とは、一節のまず手を覚える。次に、ウタを付けて唄ってみる。空で、ウタを付けて弾いてみる。
 これで少しずつ覚えて行く。これをやった。
 大分覚えた。これを今後も繰り返して行く予定だ。
 年内に、月夜浜も暗譜したいものだ。

 すると、優秀賞に向けてかなり前進することになる。


平成23年12月20日 (火)晴れ

 今日は晴れ。よい天気で冬とは思えないぽかぽか陽気の気持ちの良い日であった。

 今日は夜、お稽古。

 参加者は6人。

 歌いだしは、鷲ぬ鳥  赤馬節

 新人賞受験者のために、二揚げ曲を中心に・・・

 千鳥節 発音がむずかしい。つぃどぅるぃ である。

 夜雨節 安里屋節

 優秀賞受験者のために
 月夜浜  上原ぬ島節  蔵ぬ花

 はからずも、一人一曲ずつ、独唱とチェックを受けた形となった。音源を取ったので、勉強しようっと。

 最後は、彌勒節 これは新人賞で実際に出るのかな? しかし、他の6曲をやっておけば、彌勒節など一吹きだ。というか、八重山民謡をやるのであれば、これは、おしまいの曲でよく歌われるから、これは、きちんと暗譜しておきたいものだ。


平成23年12月18日 (日)

今日の午前中、三線の練習。
 
 まず赤馬節。細かく節回しをチェック。

 次に、上原ぬ島節。これもちょっとおかしい所をチェック。もうしばし、練習は必要だろう。

 二揚げ。

 千鳥節  

 安里屋節 

 夜雨節

  夜は、音無の三線で、月夜浜 の 暗譜訓練。容赦なく暗譜しなくては。今月中に、月夜浜を暗譜したいものだ。

 しかし、俺もだいぶ来たな。

 俺は、今までやって来て、いわゆる、唄者で、上原ぬ島 や、月夜浜 を暗譜している人は何人も見たが、いわゆる、生徒の立場にある人で、上原ぬ島 や、月夜浜を暗譜している人を見たことがない。チャレンジしている人は何人も見たが、暗譜している人を見たことがない。

 私が、今、実際に、上原 を暗譜したのは、一重に、八重山古典民謡コンクールの存在のおかげである、としか言いようがない。

 八重山古典民謡コンクールを受けなればいけない、というようなことを言うつもりはない。しかし、八重山古典民謡は暗譜しなければ、始まらない。強制的に暗譜する手段としてのコンクールという考え方があってもよい、と思っている。

 さて、ここで論じている暇があれば、練習しなければ。一歩一歩である。


平成23年12月17日 (土)

 仕事のお付き合いのある職場の忘年会あり。

 例によって、三線があるので、着物を着て三線も持って行った。

 少し遅刻した。

 すぐに出演。

 演目

 ●鷲ぬ鳥 1番だけ。ガヤガヤしていて2番まで歌う雰囲気ではない。

 ●ハイサイおじさん。これは2番まで歌う。2番まで人前で歌ったのは初めて。これが試練であった。

 ●ツィンダラ節

 ●平成23年度版 世相の歌(自分で作詞)
  上の人が大きくうなづいていた。あとの二次会で若い職員も、TPPの危険性がわかったと言ったいた。野田総理はダメだという事も分かったと。歌の力は凄いものだ。

 ●むこうの部長さんがアンコールと言ってくれたので、島人ぬ宝。


平成23年12月16日 金

夜は友人の●村とのみにゆく。よく行く居酒屋。

 寒い日だ。しかし寒いのも気持ちが良い。

 飲んでそのあと喫茶店でコーヒーを飲んで、日記をつけた。中年の男性が、ちょっと美人の彫りの深い女性と談笑をしていたが、この年齢特有の、中年から初老の男性が気を引くために、くだらない冗談を言い、この40歳くらいの女性は気を遣ってものを言っている。くだらない会話である。
 くだらんな。

 明日は付き合いのある職場の忘年会だ。濃いな。

 飲み過ぎで疲れてきたな。仕方が無いか。

  それにしても夜は寒い。


平成23年12月15日 木曜日

今日、付き合いのある組織の忘年会。

そこで、自分の三線の披露もあり。

演目。

 鷲ぬ鳥

 島人ぬ宝

 つぃんだら節

 アンコール曲 愚生作製の平成23年度の社会戯評の歌


 結構好評だった。

 先輩の知っている女のいる店に行く。不本意。女は綺麗だが飲み屋の女は味がしない女ばかり。こんな店でも1万取られる。付き合いだから仕方が無いところもあるが、この不況時では痛い。女がいくらいても飲み屋の女はダメ。味がしない。話をしていてね・・・・あくまでも

 終わったあと、電車に乗って、そのあと歩いて帰った。夜空の寒気が気持ちよい。


珍しいウィスキーだ



平成23年12月13日(火)

 昼休みに三線の練習ができた。

 赤馬節  上原ぬ島節  でんさ節

 そして、かたみ節  かたみ節に力を入れた。2番、3番。手も覚えたい。というか、ほぼ覚えた。でも、ちょこっと間違う。これを何とかしなくては。それを克服するには練習しか無い。

 夜、ご飯を食べてから三線の練習。

 鶴亀節 3番 ピンと来ない。「あらんだら」が上手く行かない。先生の音源を聴いて再チェックしなくてはいけないだろう。

 赤馬節 部屋を暗くしてやってみた。1回目は上手く弾けたが、2回目は手を間違う。 どうもダメだ。もっと安定させなければ。

 上原ぬ島節  でんさ節(1、2番 と、うぃばる ぬ・・・) 大分出来るが、音程が変。三線と合わない。

 月夜浜 先取り学習 12月中の暗譜は難しいな。

 繁盛節  とぅまた松節  少しずつだ。

 目出度節 3番を中心に。これも少しずつ。

 かたみ節 けっこうできるようになった。昼の練習が効いた。

 ああ、忘年会の余興は何をやろうか。ということで、島人ぬ宝 を練習。

 高校校歌 1、4番。 心が和む。

 けっこう練習をしたか・・・


平成23年12月12日(月)晴れ

今日は、昨日の伝言のとおり、コンクールの曲はやらず、基本曲を中心に3番くらいまで。

 参加者は5名
 
 座開き で 赤馬節

 鳩間節 1−3番 

 鶴亀節 1−3番   はしゆば 1−3番 

 白保節 1-3番  真謝節

 目出度節(松竹梅)1−3番

 繁盛節 1−3番

 かたみ節 1−5番

 やはり、3番くらいまで覚えないとダメだろうし、今日やったような曲も重要な曲なので、マスターしなくてはいけないだろうな。
 という、事なのだろう。
 でも、コンクールの曲も厳しいぞ。

 でも、それだけじゃあ、ダメ。ってことだろうな



平成23年12月11日( 日)        もくじへ

 明日、お稽古であるが、急遽、宿題が伝えられた。

 はしゆば 1−3番

 目出度節(松竹梅)1−3番

 繁盛節 1−3番

を、よく見ておく様にと。明日、重点的に行うと。

 目出度節の松竹梅は、前に先生の音源があるので、それを聴いて練習した。3番が歌詞が複雑なので、工工四に表した。

 はしゆば は、大濱先生の工工四には、古見ぬ浦の歌詞が書いてあるので、「うやぐみさ・・・」の方で書き直してみた。

 このような基本曲をきちんと、複数番、歌えないと、やはり片手落ちであろう。とは、分かっているのだが、やはりコンクールの曲に目が行きがちなのも、これも仕方がないだろう。


平成23年12月10日( 土)

今日、夜、宴会。宴会で歌う。

 鷲ぬ鳥節

 ハイサイおじさん

 ティンサグぬ花

 島人ぬ宝


 うーん、もっと八重山を入れたら良かったかな~

 このあと、久しぶりに、焼き鳥屋の大鳥で飲む。

 大将と柔道の内柴のことについて話す。つまらない話をくどくした。

 そのあと歩いて帰った。

 結構良い運動になったか。


平成23年12月9日 金

 今日、忘年会。

 出し物で、裸踊りがあり面白かった。

 二次会は小●と山●とでワイン居酒屋に行く。ワインを飲んだ。南アフリカのワイン。

 この後、歩いていると丁度、電車が来たのでこれで帰った。


 喫茶店で日記をつけた。電車は楽である。


 特別のお稽古が数日後にあり。ちょっち 心配。帰って暗譜の確認をしなくては。いや、車の中で実弾練習をしようかな。実弾練習とは声を出す練習だ。

赤馬節と上原ぬ島節だ。

練習
 鷲ぬ鳥 1、2番

 赤馬節

 上原ぬ島節

 唐船どーい

 でんさ節 1、2番と「上原ぬでんさー」

 鳩間節 1、2番

 鶴亀節 1、2、3番

 もう一度、赤馬節 なんというか、この世の者に聞かせるだけでなく、あの世にも声が届くように、おごそかに歌いたい。手がどうのこうの、とか、節回しがどうのこうのとか、考えずに、α波を出して歌いたい。そのような歌だ。





平成23年12月8日 (木)

 昨日の、ひれ酒が効きすぎて、今日は半病人のような状態だった。仕事中つらい。風邪を引いたような状態になった。

 しかし、今日、忘年会あり。

 忘年会はGホテルで。そのあとオペラの聴けるスペイン居酒屋に行こうと思ったが、行ってみるとオペラは今日はお休みであると。

先輩の知っているワインの店に行った。柔道の内柴のことが話題になった。気持ちは分かるの分からないのという下らない話である。

 タクシーで帰った。




平成23年12月7日(水)

 今日は同僚と、ふぐを食べた。
 
 ふぐは美味しかった。ひれ酒が旨い。ひれ酒は本当においしいものだ。

 政治の話しで盛り上がった。良かった。

 タクシーで帰る。



平成23年12月6日(火)
 
 夜中は三線。

 鷲ぬ鳥。

 鶴亀節 1, 3番

 赤馬節 薄目を開けて瞑想するように何も考えずに歌ってみた。このように歌うと良いのか。八重山古典民謡は祈りである。特に、赤馬節みたいのはそのような要素が強いように思う。瞑想するように歌うと良いのかな。自分を生と死の境において、そのような心境で歌いたい。生の喜び、そして、死があり、死があるからまた、新たな命が産まれる。それは生の喜びである。それを明鏡止水の境地で歌うと良いのかな。そのためには完全な暗譜が必要であることは言うまでもない。

 上原ぬ島節 これも赤馬節に似たようなところがある。

 与那国ぬ猫小

 島人ぬ宝

 高校校歌


平成23年12月5日(月)
 夜は三線の練習。

 鷲ぬ鳥 でまず声だし。

 赤馬節

 上原ぬ島節 暗譜したようだな。

 月夜浜  気分よく歌えた。

 鶴亀節

 鳩間節

 かたみ節

 安里屋ゆんた:節回し 大分出来るようになってきた。もう少し。

 久しぶりに新安里屋ゆんた

 てぃんさぐぬ花

 唐船どーい

二揚げ
 新人賞の曲をおさらいした。
 千鳥節  夜雨節  安里屋節  彌勒節  これで眠くなったので終わる。


 おれが歌う事が世の中に響き、世の中が良い方向に変わるのかな。変わる思いたい。歌にはそのような力があると信じたい。


 ヨーロッパもごたごたしているし、日本もだ。野田はバカたれだ。

 あと、沖縄局長の更迭。コレにコメント。

 新聞記事より・・・・
 新聞記者:防衛相は環境影響評価書を『年内に提出する』ではなく『年内提出の準備を進めている』とあいまいに言っているのはなぜか。
 
 局長:(女性を)犯すときに、『これから犯しますよ』と言うか。

 新聞記者:沖縄は66年前の戦争で軍がいたのに被害を受けた。

 局長:400年前の薩摩藩の侵攻のときは、琉球に軍がいなかったから攻められた。『基地のない、平和な島』はあり得ない。沖縄が弱いからだ。
 政治家は分からないが、(防衛省の)審議官級の間では、来年夏までに米軍普天間飛行場の移設問題で具体的進展がなければ辺野古移設はやめる話になっている。普天間は、何もなかったかのようにそのまま残る。


______________________

 これに、憤りを感じる人は多いようで、政府もそれを無視できず、局長は更迭。

 しかし、敢えて言おう。「犯す」「犯さない」で目がくらんでいないか。もっとこの話にはいろいろ重要な面もあるし、非常に興味深い裏もある。それを理解していないようでは、あまりにも浅はかだ。

 まず、この記者会見はオフレコのものであったと。あくまでもオフレコという申し合わせでお話ししている。そこに留意しなくてはいけない。

 オフレコという約束なのに、なんで、琉球新報は記事にしてしまうのか。仁義に反する事ではないか。

 この局長が普段、常識はずれな人だとは私には思えない。普通の常識で動き、無論、防衛局長になるくらいだから、小さいときから勉強もがんばって、勉めてからもいろいろ社会人としてがんばって来たのだろう。もちろん私の知り合いではないが、そのような人だと思う。

 しかし、オフレコの話を記事にされ、更迭とは浮かばれない。

 かつては、オフレコはオフレコで、新聞記者は「情報筋に寄ると・・・」とか「政府筋によると・・・」という書き方をしていた。このような話も聞いておかないと、厚みのある記事は書けないので、このようなオフレコの会も大事なのである。それは、だれでも想像はつくだろう。
 それなのに、一方的に約束を破るとは琉球新報も仁義を知らない。破廉恥なのは琉球新報ではないか。

 もちろん、コンクールにまで、罪はないが、ある意味、私は門外漢ではあるが、しらける話ではある。

 この局長の話で、きわめて興味深い物がある。

 (防衛省の)審議官級の間では、来年夏までに米軍普天間飛行場の移設問題で具体的進展がなければ辺野古移設はやめる話になっている。普天間は、何もなかったかのようにそのまま残る。


である。へえー、そうなんだ。という感じである。新鮮だ。

 「犯す」「犯さない」という例えば話よりも、こちらの方が重要ではないか。

 辺野古の話も元々は、普天間の近くの国際大学に米軍のヘリコプターが墜落。95年に橋本総理が、アメリカ関係者に、普天間の移設を打診。
 アメリカも話し合いに応じて、辺野古が本決まり。
 辺野古では反対意見が寝強かったが、いろいろと話しあい、もちろん、補償金も出した。

 あの辺りは土地の買収も進み、また、大きな道路も何本も出来ている。兵舎まで作ったという。そのような話ですすでいた。

 ところが民主政権。例によって何も考えも無く、「最低でも県外」とやった。撒いた金は無駄になった。そして、今になって、辺野古に基地を作ると言っている。これは一体何事か。もっと、きちんと根回しをしてから言って欲しいものだ。

 この局長は更迭だが、防衛大臣は慰留。どじょうこそ、バカだ。野田のドジョウこそ、更迭しなければならない人である。

追)でもなあ、普通は、「犯す」「犯さない」という例えはしないと思うな。個人的に私の場合、ごく親しい友人との会話でもこのような、グロい例えはしないように思う。
 それが、オフレコとは言え、新聞記者さんの前だからなあ。もうちょっと、表現を考えるべきだったな。
 例えば、ボクシングで、ボディーを打つぞ、と言ってからボディーを打つボクサーなどいない、など。

 でも、ちょっとした表現で頭に来て、その裏で動いている重要なことを我々は見落としてはいけない。

 これだ

 (防衛省の)審議官級の間では、来年夏までに米軍普天間飛行場の移設問題で具体的進展がなければ辺野古移設はやめる話になっている。普天間は、何もなかったかのようにそのまま残る。


 



平成23年12月4日(日)晴れ   もくじへ

 今日はゆっくりの日曜だ。

 朝は三線の練習。
 上原ぬ島節に月夜浜。月夜浜の暗譜に力を注いだ。

 太鼓も少し練習。良いYouTubeを見つけた。これは簡単だ。昨日の名人の打ち方は難しい。いつ打つのか分からない。バチを近くまで持って来て、ふっと止める、そして、叩くのである。分かりにくい。
 玄工房の人が叩いているのが分かりやすい。

「島太鼓鷲鳥」,玄工房知念さん熱唱,名人奏でる島太鼓演奏
 http://www.youtube.com/watch?v=umWyY6gUHP0

 昼は三線の練習。
 赤馬節 鳩間節 鶴亀節 上原ぬ島節 月夜浜 

 安里屋ユンタ 節回しに注意。これは入念な練習が必要だ。前の癖が残っている。これがきちんとするまで、新安里屋ユンタも唄ってはならない。

 癖を直すのは大変だ。ちょっとだけど、だいぶ前に習った私でさえこんなに大変。もっと沢山やって、もしかして最高賞など持っている人が直すとなると、非常に大変。というか、今までやっていたことは文字通りゼロになる。いや、ゼロなんだ、という気持ちで取り組まないと癖は直らない。癖が直らなければ、例えば、その会派では認められない。
 その会派に入って習っていう以上、例えば、保存会に入って、八重山古典民謡コンクールを目指すのなら、違った癖のある節回しで唄うと、「ちがう」と言われ、評価はまったくされない。それはそうだろう。どんなに他の会派で、積み上げたものがあっても、ゼロとしか評価されない。それがある意味、伝統芸能の厳しさ、辛さかな。
 それはそうだろう。癖を直すのは本当に難しい。

 だけど、最高賞まで他で取っていたら、わざわざ、八重山古典民謡コンクールを受ける必要もあるまい。まあ、仮定の話だ。十分、力はあるんだから。とばらーま大会とか、そのようなものをこなして行けば宜しかろう。

 家の者がだれもいなくなったので、その間30分、三線。声を出して練習。声を出して練習する機会はなかなか得難いものだ。

 赤馬節 メトロノームを使って学習した。ちょっとテンポが速くなる所がある、ということなので、やってみたが、テンポはきちんと合っているのではないか。
 上原ぬ島節もメトロノームで。
 月夜浜 暗譜。
 安里屋ユンタ  節回しに注意。

 家の者が風呂に入った隙に、三線をした。
 また、メトロノームを用いて、赤馬節 
 上原ぬ島節 そして、月夜浜。安里屋ゆんた 鷲ぬ鳥

 なんか疲れたので寝た。

 夜、酒を飲んで寝る。なんか今日は時間が一杯あった。三線をたくさんできた。でも今日はさすがに飽きたな。



これは面白い。TPPはヒトラーもだめだ、と。野田って本当にバカだ。だから、ぶら下がり取材から逃げ回ってばかりいる。チキンだな。自分の言葉で何も喋られないのだな。もう総理もやめて、政治家もやめっちまえ。
http://www.youtube.com/watch?v=t9G-smFdP_A&feature=youtu.be

平成23年12月3日(土)雨   もくじへ
 今日は雨。どんどん降ってくる。特に夜はだ。

 家で夕飯。ビッグマック2つ。一つ200円と安売りしているのである。

 三線。月夜浜 暗譜作業開始。まず、前半の前半を覚えた。前半の後半を覚えたら終わりか。

 実は今日、なにげなくやってみたら結構覚えているようなので、本気で取り組んでみたのだ。今月中に覚えたい。それが私の来年に向けた行動計画である。

 上原の島は完全に覚えた。赤馬も手慣れて来た。良い感じだ。

 3月一杯で課題曲はすべて暗譜したい。


平成23年12月2日(金)雨
 昼休みに三線稽古。

 赤馬節  鳩間節  上原ぬ島節  島人ぬ宝  てぃんさぐぬ花  

 上原は暗譜できたようだ。あと、節回しを完璧に。日曜日のお稽古で完璧にできるように。

 今日、仲間と宴会。桐●、井●と。

 中華料理。

 私の三線も出る。

 気分良く演奏できた。

 てぃんさぐぬ花  鷲ぬ鳥節  島人ぬ宝 

 ちょっと皆に三線に触ってもらって・・・・

 涙そうそう  高校校歌(私の高校の出身者はいないのだが、歌ってくれといわれて。嬉しいものだ。  そして、最後に、はいさいおじさん

 11時頃終わり、タクシーで桐●と帰る。桐●は一軒家を建てたそうだ。


平成23年12月1日(木)
 
 太鼓の練習をしたいからスーパーボールを買った。100円ショップで。

 私の太鼓セット



左の太鼓が直径15cmくらい。右が10cmくらい。小型だ。  


Posted by カラ山 倍達 at 2011年12月04日 02:07
Comments(0)23年12月

優秀賞受験に向けての行動計画

今日、昼休みに、三線の練習。上原ぬ島節 の暗譜をやってみた。

 するとすんなりと進んだ。各小節ごとに覚えて行くと、けっこう覚えられた。まだ、完全ではないが、目鼻はついた。

 優秀賞の課題曲は
○本調子:赤馬節 上原ぬ島節 月夜浜 蔵ぬ花

○二揚げ:小浜節 古見ぬ浦 大浦越路節 

であるが、今の所、赤馬節、小浜節、古見ぬ浦 を暗譜

 今月中に、上原ぬ島節 を暗譜する。

 そして、今年中に、月夜浜を暗譜。

 3月一杯で、蔵ぬ花、大浦越路節の2曲を暗譜し、一応、全曲暗譜するように勉めたい。

 4月からは、暗譜をさらに確かなものにして行くとともに、質も上げてゆきたい。


 それにしても、赤馬節がやはりキーになるようだ。優秀賞を取られた先輩も言っていたが、赤馬節が一番難しいと。

 私も、この前、レッスンで、赤馬節のテンポに付いてかなり厳しく指導を受けたので、そこに重点を置いて直していきたいのだ。

 今月は赤馬節も重点的に練習している。

 (平成23年11月16日 記)

目次  


Posted by カラ山 倍達 at 2011年11月16日 16:28
Comments(0)八重山民謡のお話

平成23年11月のお稽古

平成23年11月30日(水)        もくじへ

 昼休みに三線の練習 30分くらい。声を張り上げてやった。貴重な時間。

 今日の宴会で歌うので、その曲も含めて練習した。

 赤馬節  島人ぬ宝  涙そうそう  鳩間節  てぃんさぐぬ花  

 上原ぬ島節 暗譜した。優秀賞にむけて一歩である。


 今日の宴会で三線披露。

 鷲ぬ鳥

 島人ぬ宝 これは譜面をみて。覚える余裕はない。譜面を見たって良いのだ。

 てぃんさぐぬ花

 をやった。

 やはり、三線には、人の心をほぐす力があるのかな。三線を弾いた後、皆がすごく打ち解けたような気がする。今日は知らない人も多かったので、なおのこと打ち解けるのに大変だったが、三線はそれを援護した。貴重である。

 私は、「芸能の核」を目指さなくてはならない。「芸能の核」とは、地域や場所に、ポッと芸能の、文化の花が咲くような、そしてそれが人に潤いと安らぎを与えるような。三線はそれ容易く(たやすく)ができる素晴らしい楽器であると思う。



平成23年11月29日(火)晴れ
 三線の練習。明日、飲み会でやるから。

 赤馬節 テンポに気をつけて。

 上原ぬ島節 暗譜した!

 鳩間節

 つんだら節 久我山越路節

 島人ぬ宝  涙そうそう  こんなの暗譜している余裕はない。工工四を見ながら出来る様になれば良い。ポップスのような格の低いものに拘泥していては、大局を失う。

 唐船ドーイ  軽快に決まった!

 てぃんさぐぬ花

 高校の校歌 4番全部覚えたい。


平成23年11月25日(金)

 今日はお稽古 5人の参加者あり

 鷲ぬ鳥  赤馬節 しゅうら節

 鳩間節 

 鶴亀節 

 私は全般的に今日は声がガラガラだし、昨日の飲み過ぎで細かい節回しが出来ない。最悪のコンディション。

 赤馬節  

 上原ぬ島節 をするも、ココ3日くらい練習をしていないので、調子が悪い。だいぶ練習をしたのだが。

 個人の独唱は、月夜浜 を習った。まあ、これからだ。


 先生に太鼓を勧められる。太鼓もやるか。このように言ってもらった時にやっていくと伸びる。

 太鼓買うか・・・・


平成23年11月21日(月)

  お昼休みに三線の練習をした。でんさ節の暗譜がほぼ完成した。あと、上原ぬ島節もやった。これも暗譜はほぼ完成。

  夕方、仕事の終わった後、また、三線を練習。

  ここでも結構出来た。でんさ節 暗譜をより確かなものにして行く。上原ぬ島節もそうだ。

  赤馬節も練習した。けっこう疲れたな。

  長年の懸案だったでんさ節の暗譜が出来つつあり、心から嬉しい。

 でも今日は大した日ではなかった。平凡な一日だった。強いて言えば寒い日。疲れた。
 
  でも、でんさ節を暗譜できたから良かった。

 と思っていたら、白保節を空で弾いてみたらけっこう弾けるではないか。けっこう空でも弾ける。暗譜をしてみようか。白保節も八重山基本曲のひとつ。いずれ押さえなくてはならないだろう。

 優秀賞の課題曲で、高等な曲を押さえつつ、基本的な曲もきちんと勉強して行きたいと思っている。


平成23年11月20日 日曜日

今日は朝、少し音無し三線で練習すると、でんさ節をだいぶ暗譜しているではないか。けっこう良い。

夕方、三線をする。でんさ節。暗譜をしっかりとさせたい。だいぶしっかりした。

それにしても野田のバカは大風呂敷を広げすぎる。一体何なんだ。彼は。ぼけなすだ。


平成23年11月19日(土)

 今日は土曜日。ホッとする。明日は休み。夜更かしを楽しみたい。

 まず、近くのマクドナルドに行って、コーヒーを飲み、それから、おもむろに三線の練習。

 優秀賞に向けてだ。

 鷲ぬ鳥

 上原ぬ島節 暗譜に近づく。

 赤馬節 テンポに気をつけた練習。弱点補強だ。

 月夜浜 感じを出して唄いたい。まず唄い慣れよう。

 高校の校歌 1と4番

 島人ぬ宝

 唐船どーい

 つんだら節  久我山越路節  だいぶ良い感じだ。忘年会でも唄ってくれと言われている。これも行ける。

二揚げ
 新人賞の曲 もうこれは自家薬籠中の物としなければならない
 千鳥節  夜雨節  安里屋節 弥勒節
 彌勒節 暗譜が不安定

 古見ぬ浦 暗譜したが忘れているので、工工四を見てやった。

 小浜節

 大浦越路節をやったら力つきた。これはまだ良いだろう。
 
 大分お稽古ができた。今日は十分だろう。

 今日、いただいた、新人賞の賞状を額縁に入れた。大切にしまっておこう。


平成23年11月18日(金)晴れ くもり     目次

三線の練習。

 今日は、おもむろに鶴亀節 から練習。暗譜を確認。「尺」の音を取るのに最適な曲だと先生が言っていた。

 赤馬節 強化月間だ。徹底的にやりたい。

 鷲ぬ鳥 八重山民謡をやっていて、これを暗譜していないようであったら、真剣に反省した方が良い。
 
 鳩間節 うーん 沖縄の南風を吹かす事が出来たか

 つぃんだら節  久我山越路節  やっぱり、これを続けて歌えると、良い感じだね。

 唐船どーい 三線をうるさくなく、品よく弾きたい。

 上原ぬ島節 もう少しで暗譜だ。中盤で曲が分からなくなる。曲を理解していない。

 目出たい節 時々やってメンテしないと。
  
 かたみ節 これも覚えたい。八重山基本曲だ。

 月夜浜 新しい課題だ。とにかく歌い慣れる事だ。格好の良い曲だ。

 高校校歌 聖歌である。皆の前で歌いたい。4番まで確実に覚えよ。最近、同窓会が盛んに行われるようになってきた。

 島人ぬ宝 歌い慣れよ 暗譜の必要は無い。おれは八重山だ! これは、工工四を見てやれれば問題ない。ただし、歌い込まないときちんとは歌えないのは当然だ。

 という感じだな。



平成23年11月18日(木)

 上原ぬ島節 暗譜がもうすぐだ。

 11月中に、暗譜がなるだろう.優秀賞に一歩近づいた。

 この欣びは、連城の玉を獲 (と)るよりも勝っている。ささやかなる、一曲、一曲、暗譜している曲が増えて行く。三線チャーのよろこびだ。


平成23年11月15日(火)
 今日の三線の練習。

 赤馬節 音源を聞きながら練習。

 鳩間節 たまに歌わないと忘れる

 上原ぬ島節

 月夜浜

 鷲ぬ鳥

 唐船どーい 力が抜けて歌えた。

 かたみ節
 
 つんだら節  久我山越路節

 でんさ節

 高校の校歌の三線への編曲 最近同窓会が多くなり、高校時代の友人に会う事が多くなった。


平成23年11月14日(月)

 夜は三線。広く浅く

 赤馬節 これはテンポを考えて。

 鷲ぬ鳥

 波照間ぬ島節

 目出度節 
  ちょっと節回しが前の会派のものと異なるので、注意しながら見て行った。
  やはりちょっとでも身に付いたものを保存会の物に直すのは、けっこう大変な作業である。めでたい節など、大したやった訳ではないが、やはり5年も前なのに、前の歌い方が出る。今思えば、自己流の大した会派ではなかったが、こんな歌い方でもちょっとやると体に染み付いている。これを振り払わないと、向こうで歌うと、「ちがう」と言われて、まるで評価されない。まあ、そのようなものだろう。伝統芸能のこれが厳しさである。

 かたみ節

 つんだら節  久我山越路節

 でんさ節 

 島人ぬ宝

 上原ぬ島節

 唐船どーい


平成23年11月13日(日)晴れ

 今日は休日。午前中、三線の練習を少しした。

 赤馬節 手堅くやりたい。テンポを注意したい。

 鳩間節

 鷲ぬ鳥

 
 夜の三線の練習。

 鶴亀節

 鷲ぬ鳥

 つんだら節  久我山越路節

 赤馬節

 唐船ドーイ

 島人ぬ宝

 上原ぬ島節

二揚げ
 千鳥節

 夜雨節

 安里屋節

 弥勒節

 この、新人賞の二揚げもたまにやらないと、忘れてしまう。

 優秀賞を進めても良いのだが、まだ、先生から本格的に教わっていないので、今やると変な癖がつくと困る。

 まずは、赤馬節を固めるか という考えだ。

 変な歌い方が身に付くと、それを直すのはスゴく難しい。



平成23年11月10日(木)晴れ
 今日の三線の練習

 赤馬節 タイミングをはかり入念に。だいぶ慣れて来たが、この慣れが怖い。しっかり暗譜。暗譜しているが、ちょっとのことで手を間違わないように。そのくらい暗譜。空気くらい暗譜。

 島人ぬ宝 だいぶ慣れた。人前で歌う時には、Bで良いだろう。皆も歌いやすい。

 涙そうそう

 上原ぬ島節 とにかく歌い込み。

 鷲ぬ鳥 やはりこれははずせない。八重山民謡の定番だ。

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今日の夕方の記事:野田総理 今日の記者会見をキャンセル 党の猛反対を受けて、もう少し考えたい、とのこと。

 言うまでもないことであるが、アメリカは、敬意を持って接すべき大国だ。日本とは密接な軍事同盟で60年間も結ばれている。だからなおのこと当然、敬意をもって接しなければならない大国だ。

 国内にこんなに反対意見が充満しているのに、気軽に参加表明などすべきではない。これは常識だ。参加表明をしなければ、野田首相が決断力がないとか、そのようなことを言われる問題でもない。参加表明をしない、というのも大きな決断であり大英断だ。
 
 TPP: あまりにも情報がなさ過ぎるし、何も見えないし、それどころか、きな臭いことばかりが見えてくるものに、気軽に交渉参加などというべきではないのは、当たり前だろう。

 気軽に参加表明しても、このあと、悪い話しばかりが聞こえてくるに違いない。国会で批准なんてとても出来ないだろう。

 批准できる見込みもないのに、交渉参加などとオパマさんの前で言うべきではない。

 むしろ、今回、参加を見送れば、おれは、というか、日本人みんなは、野田首相を最大に評価するだろう。

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今日の記事:野田総理 今日の夕方の記者会見をキャンセル それをうけて野党は一斉に批判。


 なんで野党は、TPP先送り(まだどうなるか分からないが)をこんなに批判するのだ?

 批判していいのは、TPPに諸手を上げて賛成だった、みんなの党だけだ。

 だけど、TPP参加など、バカの言うことだ。みんなの党には、がっくりだ。

 もし、TPPに参加しないと表明すれば、それは大英断だったと思うけどね。

 文句言うのは野党の仕事かもしれないが、日本中に反対している人がたくさんいるのに、文句を言うのは残念だ。
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 もし、TPP不参加なら、野田さんは党と国を彼は、きっちりとまとめられるのではないか。

 逆に賛成すれば、オパマには喜んでもらえるが、党は大きく割れるし、日本中、葬式気分になる。もちろん誰も支持しなくなる。

 そのオパマだって、次の選挙でどうなるか分からないだろう。いなくなるかもしれない。いや、その可能性が大なのだ。TPP参加は、オパマの選挙に殆ど貢献はしないだろう。

 TPPなど、アメリカの1%の富豪が、またまた、日本人の血を吸って、その犠牲の上に、金を儲けるだけで、一般のアメリカ人には何もまわらない。故に、99%のアメリカ人は、なんとも思わないだろう。
 つまり、日米同盟の深化になんら貢献はしないのだ。

 あとは、金の亡者どもがよってたかって上陸してくるだけだ。彼らには「感謝」の言葉も気持ちもない。自分の権利を主張して、裁判しまくるだけだ。もちろん、皆保険もやり玉に挙げられる。

 そして、野田さんは、「バカ宰相」の異名を取って伝えられることになろう。

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 野田さんが、実はもともとTPPなどする気がなくて、ここまで演技で気を持たせていたとしたら、かなりの役者だな。

 ある意味、大政治家だ。

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ということで、今日は本当に喜びを以て、「いらさにしゃ」と赤馬節をやりました。明日どうなっているかな。

 明日は歴史的な一日になると思います。

 TPP 撤回すれば、「いらさにしゃ」だし、そのまま、参加表明すれば、八重山の昔の人の苦しみを、私たちはいやでも分かる事になるでしょう。

 「豊かなるこの御世」(五穀豊穣)も、過去のものとなるでしょう。 

 ビール、焼酎を燗にしてして飲んで寝よう。


平成23年11月8日(火)

 結局、何ですか TPPと言うのは、日本の敗戦文書ですね。降伏調印というわけです。

 でも、こんなやり方しかなかったのかな?  ミンス政治2年のツケが早くも出ました。まともに外交を出来る人がいない。官僚もやる気をなくしている。政治に情熱を持った人がいない。情熱を持った人が関わっていない。
 ミンスには愛国心がない。このような人たちは国を正しい方向に引っ張って行けない。

 泣きをみるのは国民だ。我々だ。

 薩摩に侵攻を受けた、当時の沖縄の人たちもこのような心境だったのだろうか。
 そして、八重山の人たちは二重の税に苦しめられた。

 何か、今の自分たちの状況は、当時の八重山や沖縄の人と軌を一にするものがあるのかな。八重山民謡を歌うと少しは分かるのかな?

 今日の三線。

 鷲ぬ鳥 1番

 そして、メインは赤馬節 少しゆっくり目でテンポをきちんと取って行ってみた。昨日に引き続いて。だいぶ体で分かる様になってきた。

 上原ぬ島節

 島人ぬ宝 今日は上手く歌えた 歌い慣れて来た。軽く力を抜いて歌えた。

 涙そうそう これもできた。


平成23年11月7日(月)

 今日の三線のお稽古。

 赤馬節を徹底的に。声を出すタイミング。5分のタイミングを正確にしたい。ちょっと突っ込み過ぎの傾向があるようだ。それを徹底的に直したい。

 あと、尺の小弾き。いろいろ考える事が多い。でもきちんと直しておけば全部に通じる。

 上原ぬ島節 も練習。

 TPP :

どぜう は、参加を表明するつもりだが、国内をまとめられないだろう。嘘八百。白々しくしか聞こえない。

 良いか、悪いかは別にして、これが小泉との違いである。TPPを言った瞬間に敵を大勢作る事になる。

 ドジョウは、もう何も喋られなくなった。新聞記者の前を特急のように通りすぎてゆく。

 正面突破を計るのなら、小泉のように力強く行かないと。「TPP賛成か、反対か 国民に聞いてみたい」くらい言えないと。

 ただ言ったから終わりというものでもない。

 「TPP賛成か、反対か 国民に聞いてみたい」なんてドジョウが言っても、様にならないだろう。解散総選挙 で、ミンスが全滅して終わり。

 もう誰もミンスの事を信用していない。なにが消費税10%だ。何が国際公約だ?  国会では、あれは国際公約ではなく説明だった、と言っている。そうだったんですか?  だれも信用していないよ。独り言だと思っていた。それだけだ。
 今度の、TPP参加を表明も独り言であろう。
 


平成23年11月6日(日)

 何と言うか。赤馬節 大分忘れているではないか。発表会でやったのに。

 今日は、上原の島節を練習。

 あと、島人ぬ宝 を、すこし、歌いやすいように書き換える。

 このようなポップスを暗譜している暇はない。譜面を見ても良いからきちんと歌えるようにしたい。その為には見やすくしておかないと。

Ver2の完成だ。これは見やすい。自分が見やすければ良いのだ。


ああ それにしても祖国はどうなるのだ。

 TPPはどうなるのか。野田のバカはまた独断で決めるのだろうか。やはりきちんと議論しないと。その時間を惜しむべきではないだろう。支持率 やはり下がった。50%を割った。当然だ。力が無い。バカすぎる。ミンスはみんなバカすぎる。

野田内閣支持率、初の50%割れ

共同通信の全国電話世論調査で、野田内閣の支持率は47・1%。50%を割ったのは発足後初めて。(共同通信社)




 この、くそドジョウ野郎 勝手な事ばかり、外国に行って行っていたら許さんぞ!! 何が、私が決めるだ! ボケなすめ!!(怒)


平成23年11月5日(土)

 今日は、夜に友人と会う。居酒屋に行く。炭で自分らで直に焼きながら食べるお店に行った。

 二次会でワインバーに。同級生のT田に会う。いつも会うのだが。

 けっこう飲んで疲れた。12時ころ帰る。





平成23年11月4日(金)
 今日の三線の練習。音無三線で、涙そうそう 島人ぬ宝 安里屋ユンタ していた。

 安里屋ユンタ は、節回しに注意を払って再勉強だ。

 手は覚えているが、節回しを、大浜先生の教則本通りに覚えたい。歌が荒かった。

 これは、石垣で指摘を受けたので、速やかに直したいものだ。

平成23年11月3日(木)晴れ

 今日は、具合が悪い。疲れがたまっているのと、昨日の飲み過ぎが原因だ。だが7時に起きて、「島人ぬ宝」の工工四を作った。
 9時にまた寝た。

 11時45分頃起きた。また、「島人ぬ宝」の工工四を作った。だいぶ出来た。というかここで完成。微調整。歌いやすいように、大胆に直す

 ご飯を食べて、庭の木の枝すきを行った。去年やってあるので、今年は少しで良い。

 終わったあと、「島人ぬ宝」と「涙そうそう」の工工四の手直し。これでできた。歌いやすい。「島人ぬ宝」は今まで歌いにくかった。特に「教科書に書いてある・・・」の下りが、三線が独特の動きをするので、歌いずらい。だが、BEGINらの歌っているのを聴くと三線は確かにそう入っている。しかし、彼らが歌う時には、ピアノもギターもあるのだ。そちらで味をつけている。三線一本で歌うのとは違う。故に、三線一本でやる時には、もっと歌いやすいように三線を付けるというのが良いのではないだろうか。

 いや、もう一歩進んで、三線だけで演奏しても、なかなかやるな、と思わせる編曲を心がけたい。
 ということを考えながらやった。我ながら上手いものができたと思っている。

 また、3時半から寝た。5時半まで寝た。

 6時半からご飯。ご飯を食べて、所在無さげに音無三線を弾く。
 上原ぬ島節の暗譜を心がけたり、月夜浜をやったり、繁盛節、でんさ節をしたりした。


平成23年11月2日(水)晴れ
 
 夜は、友人とよく行く居酒屋に行った。今日は、南蛮を食べた。彼も辛いものは好きであるが、「これは辛い」と唸っていた。酒が進んだ。
 帰って寝た。

 三線の方は、島人ぬ宝の工工四を作る事をやっている。自分が歌いやすいように作る。大胆に改変するところは改変する。
 BEGINは、三線のほかに、ギターやピアノなどを使って歌っている。これを我々が三線だけで弾くとなると、やはり、三線のパートも変えなければならないだろう。また、自分の歌いやすい癖みたいものもある。
 とにかく、宴会などで、「三線やってくれ」と言われた時に、パッとやれるようにしておきたい。暗譜をするのが格好が良いが、ここまでは望むべきではない。今は、来年の優秀賞に向けて、覚えなければならない曲が沢山ある。暗譜作業はこちらに集中した方が良い。

 とにかく、宴会の一発芸みたいなもので、涙そうそう、島人ぬ宝 が歌えるようになればとりあえず上等だろう。


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Posted by カラ山 倍達 at 2011年11月03日 21:50
Comments(0)平成23年11月

3日目 石垣島巡り

平成23年10月23日 日 くもり 晴れ

 今日、起きると天気は曇り.昨日は、二時頃まで飲み、その後、一時間ほど、港で三線を弾いたりしたのでけっこう疲れていた。

 それでも今日が最終日。時間は限られている。

 とにかく、風呂の入って頭をシャキッとさせた。

 そしたら9時になる。レンタカー屋がレンタカーをもってきてくれる時間.

 ところが持ってきてくれるのではなく、事務所までとりに行くのだと。

 石垣空港はそんなに遠くないが、こんなことをすると、30分くらい直ぐに損をしてしまう。これは痛い。ホテルに頼むべきであった。ホテルに頼めば、ホテルで借りられるのである。

 とにかく15分くらいでレンタカー屋に着き、そこから車でまたホテルへ。ホテルで朝ごはんを食べ、急いで荷物をまとめ、チェックアウト。

 今日は、白保から、玉取崎展望台、そして、最北端の平久保灯台まで。

 白保で宮良橋をみる。マングローブの原生林を見る。きれいな川である。



 ちょっと行くと、赤馬の碑がある。ここはこの前来たが、また行く。ここで赤馬節を演奏してみた。うーん。これは完璧に暗譜したな。また、今回の発表会で想い出を吸って、自分の中でかなり大きな唄となった。唄は思い出を吸って大きくなるのだ。

 二回歌う。一度目は立って。一カ所手を間違えた.もう一度、今度は座って。今度は上手くいった。テンポも良かったように思う.



 白保の唄のポイントをチェックすると、真謝井(まじゃんがー)があるではないか。今回は歌碑をチェックするのをコロッと忘れていた。道標にも真謝井が出てきた。行って見る。ちょっと探したがスグに見つかった。結構、下の方まで降りるんだ。

 白保も明和の大津波で壊滅。波照間島から島捌き(すぃまばき)で移住。今の村を作ったと。

 やはり唄われている場所を実際に見ると嬉しいものだ。



 ここから、進む。石垣新空港を作っている。唄によく出て来るカラ岳はどうなった⁇  かなり削られるという話だが。

 しかし、ほとんど削られていないように見えたが。あまり木が生えていないので、カラ岳と言われているそうだ。

 何枚か写真を撮る。やはり唄に出て来るものが出てくると嬉しいものだ。



 さらに進むと「野底林道」と言う地名が出てきた。気になるが、行かないで進む. 時間がない。

 玉取崎展望台を目指す。

 玉取崎展望台着。人が多い。まあ、綺麗ではあるが。

 また進む。最北端の平久保灯台を目指す。途中、果物や野菜の路上販売屋が気になるが、とにかく見てからにしようと、進む.

 途中、すごくきれいな砂浜がある。あとで、立ち寄ろうと思う.

 両方が海である石垣島で一番狭い場所である明石を過ぎてやや行くと、きれいな浜があり写真を撮る。

 ここまで来ると人が少なくなるせいか海もすごくきれいになる。

 平久保灯台到着。この高台から見降ろすサンゴ礁の海は綺麗である。

 良い写真が撮れた。風は強い。



 ここを出たのが12時半ころ。ここから、空港に向かう。スーパーでお菓子やら砂糖を買いたい。ここから戻り、先のきれいな海岸に寄ってみた。

 時間は押しているが、ここでちょっと演奏してみた。

 まず赤馬節。ある時、赤馬がこのような海岸の浜辺を歩いていたと言う。これが、赤馬との出会いであるのだが、きっとこのようなきれいな海岸を歩いていたのだろう。ということで赤馬節だ。また、赤馬節のイメージが膨らんだ。

 あと、つんだら節。久場山越路節。久場山越路節は、ちょこ、ちょことてを間違うな。いけない。

 二揚げにして、小浜節、千鳥節。それにしても、いろいろな曲を覚えたものだ。これも八重山古典民謡コンクールで鍛えられたからだろう。何よりも、本場の八重山で唄えるのが嬉しい。本島にいくら行ってもこの感動は味わえない。卑しくも八重山民謡を志すものは、やはり八重山に来なければならないだろう。いくらやっても本島ではイメージが湧かない。

 ここから一路空港へ。時間的には余裕があるようだ。

 空港近くのMax Valueで買い物。ちんすこう、黒砂糖、ラー油、50度の酒を買う。

 機内では日記をつけたり寝たり。体も相当疲れているな。充実した時間を持てたな。来て良かったと思う。

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Posted by カラ山 倍達 at 2011年10月28日 17:39
Comments(0)八重山古典民謡コンクール発表会 23年

八重山古典民謡コンクール発表会 参加記録 2日目 本番

平成23年10月22日 (土) くもり

今日は7時半頃起きた。今日はいよいよ発表会本番だ。

風呂に入り、さっぱりと。

 ホテルで自転車を1時間300円で借りれたので、2時間借りた。

 八重山博物館に行った。自転車は便利である。行く途中、宮良殿内あり。



 なかなか趣のある所.前にテレビで見た。意外と小さい。

 誰もいないのかなと思うとご老人が出て来て、いろいろワ~ッと話し出した。

 曰く 米軍は最初首里を攻撃せずに残しておこうと考えたが、牛島司令が、首里に陣地を作ったので、攻撃して首里城も灰にしてしまったと。

 曰く 戦直後、沖縄の人は皆んなハワイのような所になると思っていたと。

 曰く 戦争中、東南アジアを回ったが、植民地は惨めだと。クソを食え、と言われたら食わなくてはいけない。沖縄の人は違っていた。アメリカさん、風速70m位のハリケーンでオタオタするな。我々は100mの風速に耐えていたのだぞ、と。

 曰く 我々は飾りっ気のない文化。かっこうつけても台風で皆んな飛ばされてしまう。ヤマトは、こんなに強い風が吹かないから、いろいろと飾り付けが出る。ちょっと検討します、とか言って何もしない。

 あやぱにモールをウロウロして、Tシャツを買った。そして、八重山博物館に行った。となりに、蔵元の跡があるのである。今は碑のみがある。当時の写真があったが、当時の沖縄の人は本当に色が黒い。


 
 時間が押している。11時過ぎに自転車を返さなくてはならないし、なかよし食堂で、そばも食べたい。なかよし食堂に行ってみたが、11時半からだと。

 ホテルに戻って、ゆっくりする。少しだけ。

 向かいのコンビニでパンを買い、それを昼飯とする。腹にものをいれておかないと歌えない。1時からリハーサル。ボヌール美容室で衣裳を借りて会場の市民会館に乗り込みたい。

 ボヌールに行き、衣装を借りる。本当に借りられるかさえ、なんだか心配であった。女性はここで着付けて行く。

 私はここから、タクシーで会場入り。気持ちが焦る。時間的には余裕があるが先が読めない。

 行くとややこしいことに、八重山音楽協会のコンクールをやっていた。はじめそちらの方に行くと、どうも様子が変である。

 こちらのコンクール。確かに練習している人も見かけるが、少ないのかちょっと寂しい感じ。一般公開はしていないのか?



 八重山音楽協会のコンクールの情報は本当に得難い物だ。しかし、ちょうど、隣の会場で、八重山音楽協会のコンクールがやっていた。新人賞の発表が張り出されていた。これによると、新人賞を70人くらいの人が受けているようだ。そして、46人が合格。新人賞は7割くらいの合格率。これは八重山古典民謡コンクールとほぼ同じ。受験者は、ほぼ半分くらいと推察される。



 時間が無い。大ホールに廻る。一時からリハーサル。

 行くとまだやっていないが、何となく皆んなソワソワして落ち着かない。

 一時から開始。今年は欠席者が少なく、参加者がすごく多いそうだ。狭くて場所の確保が大変。下に絨毯を敷いたりして場所を作るのにディレクターの人は苦労していた。しかし、壮観なものだ。130人くらいの人が一斉に鷲ぬ鳥を歌うのは。それがピタッと揃っているのは驚きだ。我ながら驚いている。

 踊り手も師範、教師クラスの一流どころである。時々、金色の扇がライトにキラキラ光るのが眩しい。

 客席は真っ暗で海の様。踊りも見事だし、歌も見事で、このような場所にはあまり出たことがないので感極まり涙した。周りをみると皆同じように感じるのか、私のように涙している人が何人かいた。

 リハーサルでは鷲ぬ鳥に続いて赤馬節をした。これもピタリと揃っている。皆、踊りなど見たことのない人ばかりだろうが、たいしたものである。

 リハだから順番に従ってやる。鳩間節の学生さんの踊りは面白いな。見ていて飽きない。

 独唱の人も見事である。

 だいぶ待って、安里屋節。

 これも踊りが入り見事である。

 どうも私は今まで三線は一人で弾くものと勘違いしていたようだ。舞踊や箏、太鼓、笛と合わせて演奏すると何て気分が良いのだろう。世界がかなり広がったな。

 この八重山古典民謡コンクール発表会。得るものは多かったと思う。

 終わったと、ホテルでパッとシャワーを浴びて、かりゆしウエアに着替えて、打ち上げ 先生のお宅へ。

 一人ずつ、持ち回りで歌を披露することとなる。小生は、「川良山」を唄った。

 さすがに優秀賞くらいになると、上手である。

 また、最優秀賞を持っている人も来て、唄ってくれたが、もはや、さすが、としか言いようがない。異次元の人、という感じである。

 ホテルの近くの海に行き、ちょっと南の風に吹かれて三線を弾いてみた。赤馬節 鷲ぬ鳥 安里屋節 古見ぬ浦 小浜節 など。気分が良い。最高だ。

 3時頃寝た。




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Posted by カラ山 倍達 at 2011年10月28日 14:35
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平成23年 八重山古典民謡コンクール発表会 参加記録 1日目

平成23年10月21日(金)

 今日、早朝に出発。3時頃、石垣島に到着。

 今日から3日間、石垣島に滞在予定。明日が、発表会本番。

 まずホテルに行く。ホテルで風呂に入りちょっと休憩。三線は飛行機に乗る前にカラクイをゆるめているので、これを元に戻して調弦した。

 1−2度、赤馬節、鷲ぬ鳥、安里屋節を弾いてみて、それから出動した。

 蔵元を見たい、とか、八重山博物館をどうするか、と思ったが、まずは先生のお宅に出動した。


 先生宅に行くと、すでに、5人くらいの生徒が集まっている。

 皆で、発表会の曲を歌う。

 鷲ぬ鳥 ちょっと所々、俺の歌が違うような。

 赤馬節

 安里屋節

 あと、優秀賞の人たちが、優秀賞者の曲 蔵ぬ花 前ぬ渡節 を唄っていた。

 そのあと、市民会館へ。7時からリハーサルである。

 リハーサルにはかなりの人が集まっていた。最初、鷲ぬ鳥と赤馬節をするのであるが、それで整列するだけで一杯いっぱいだ。

 まず、八重山毎日新聞社の社長さんが挨拶をした。若そうな人。

 踊りも入るが、踊りは、八重山古典舞踊の師匠、教師クラス。最初は唄三線だけでやっていたが、踊りも加えたら、と八重山毎日新聞社が企画して踊りの先生方に言いに行ったが、「新人賞の人たちとやるなんてとんでもない」とか言われて、交渉は難航したそうである。しかし、今は定着。

 ディレクターは黒島さん、サブ・ディレクターは、大浜さん、というバリバリのこちらの人間である。

 120人くらいの人がきていて、場所を確保するのが大変。いろいろと調整をしていた。

 まず鷲ぬ鳥。唄いだしを最初稽古した。踊り手の動きを見ながら唄いだしを探る。1回目は皆、分からなかった。やはり一斉に「あやぱー」と入ると迫力があるので、そこが大事だ、と。

 でも2回目でできたのには驚いた。自分でやっていて、自分に驚いた。

 踊りも美しい。金色の扇子がキラリきらりとライトに反射して美しい。

 私が言うのも変だが、参加者の技量も大変なものだ。だから、赤馬節、安里屋節もぴたっと合う。これはすごいことだな。私も素人ながら、三線も含めてこのようなものに参加したが、いずれも小学校のときの学芸会と一緒。なかなか合わない。また、みんな完全に暗譜している訳ではない。ぬるい人もいる。しかし、仕方が無い。素人だ。このようなものだ。と思っていたが、今回のは、やっていて、我ながら、というか、我々ながらすごいな、と思った。
 感動した。時々、感極まり、唄えなくなった程だ。

 鳩間節の踊りなど面白かった。他の人たちのを見ていても面白い。独唱を除けば、ほとんどの演目に舞踊が付くのは良い。

 終わった後は、打ち上げ。明日は本番だから軽く。でも楽しかった。仲間と飲むのは楽しいことだ。

 来る前は、仕事を休んで行って良いのか。行くべきなのか。石垣島に年に2回も行って良いのか、と思っていて、行かないかな、とまで思ったが、来てみて本当に良かったと思う。本当に得がたい経験だ。




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Posted by カラ山 倍達 at 2011年10月28日 14:12
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10月1日からのお稽古

平成23年10月31日(月)   目次
 
 TPP やら何やらで本当に世の中が大変だ。

 だいぶ体力は回復。

 夜は三線。けっこうやった。1時間半。

 鷲ぬ鳥 1−3番

 赤馬節 1番

 鳩間節 1−2番

 上原ぬ島節  

 蔵ぬ花  すぐにずっこけた まだ早いか

 つんだら節  久我山越路節 

 月夜浜

二揚げ
 千鳥節 1−3番

 古見ぬ浦 1−2番 2番うまくいかない

 小浜節 1番 手は覚えたな

 夜雨節

 弥勒節

 安里屋節はいいだけ練習したから良いか。ちょっとゲップだ。


 家に帰ってビールを飲んで寝る。

 カメムシが勇壮な音をたてて電気の周りを飛行していた。見事だ。♪「さてぃむ みぐぅとぅ」 ってやつか


平成23年10月28日 金曜日 晴れ

 夜は友人とよく行く居酒屋で飲んだ。

 帰って、音無三線で練習.上原ぬ島節の暗譜を試みた。少ししかできなかった。

 更に沖縄から帰ってきてから凝っている、祭りのあと風の音拾い、件、暗譜。

 最近、一つ新しい事に気がついた.
 ポップス系の曲は、歌わないで三線だけ弾く と言うのも一つの手であろう。
 歌わない。俺はどちらかというと、ポップスは声が合わないというか、あまり上手いとは思えない.カラオケでも演歌系を好むのだ。
 ゆえに,三線だけ弾くのである。割りと賑やかに装飾音を付けてもよろしいかと思う。

 まあ、ねむい。そして寝た。



平成23年10月27日(木)

 今日は夜、三線の練習をした。

 赤馬節 鷲ぬ鳥

 鳩間節 鶴亀節

 上原ぬ島節 月夜浜

 はいさいおじさん  安里屋ユンタ  てぃんさぐぬ花  唐船どーい

二揚げ
 小浜節 古見ぬ浦

 

 安里屋節はしばらくは良いだろう。

 1時間半くらいやったか。けっこうやるではないか。


平成23年10月26日 水曜日

 今日は夜、三線の練習。

 赤馬節 鷲ぬ鳥

 鳩間節 鶴亀節

 上原ぬ島節 月夜浜

二揚げ
 小浜節 古見ぬ浦

 千鳥節 夜雨節 弥勒節

 安里屋節はしばらくは良いだろう。

 1時間半くらいやったか。



平成23年10月25日 火曜日

 まあ、疲れを取りたいので三線の練習はしなかった。

 気が向いたので 祭りのあと風  の音を拾って遊んだ。ポップスも良いものだ。




平成23年10月24日 月曜日

昨日、石垣から帰って来て、今日から仕事である。

 今日は前々から言っていた職場での三線の演奏。朝の8時50分から。

 やってみたら、好評であった。やっぱり芸能とは良いものだ。なかなか大変なことであるが、皆に喜んでもらえた。八重山の風が吹いたかな.昨日帰って来たばかりだから、多少はあったと思いたい。



平成23年10月18日(水)
 
 今日は飲み会。

 キンキが油が乗っていてうまかった。ビールが旨い。

 いろいろ考えて今日は自転車で行った。

 発表会が近いので、一次会で帰る。明後日、出発だ。今週の土曜日が発表会である。

 三線披露

演目
 安里屋ユンタ
 安里屋節(発表会での課題曲)
 ハイサイおじさん
 鷲ぬ鳥。

 とやった。


平成23年10月17日(月)
 
 三線の練習。今日はパッとしない。弦が重い。

 鷲ぬ鳥

 赤馬節

 上原ぬ島節

 波照間ぬ島節

 二揚げ
 安里屋節 だいぶ出来る

 小浜節 

 まあ、このくらい。今日は弦が重い。


平成23年10月16日(日)

 三線の練習。ちょっとハナにかけると、力が抜ける。うまくいっているのかいないのか。
 ちょっとボワボワな日。

 今日はボワボワした日であったが、だいぶ調子が出て来たので、三線の練習。

 二揚げから
 安里屋節 ちょっと間違えたがだいぶ歌える様になったではないか。

 小浜節 息も楽に続く様になったが、歌い込みが足りないし、手を間違える所あり。未熟である。

 夏花  さこだあっぱ

 しょんかね

 古見ぬ浦 覚えた!

本調子
 赤馬節 今日は力みかえることなく、さらりと歌える。ちょっと鼻にかけると上手く歌える。

 目出度節 唄える 暗譜もしている

 波照間ぬ島節 唄えるではないか 暗譜もしている

 
と言う感じで、1時間半やった。だいぶ出力が上がって来たが、寝る時間だ。





平成23年10月11日(火)晴れ
 
 今日は音無三線で、上原の暗譜にトライ。あと、安里屋節の歌詞の暗譜。確実にしたい。



平成23年10月10日(月)くもり 雨

 今日は祝日。

 今日は、昨日の飲み疲れがある。午前中は、音無三線で、上原ぬ島節 の暗譜に勉めた。

 昼ご飯を食べて、昼寝。

 涙そうそう の工工四をこしらえた。

 夜、三線の練習。

 今日は、今度の八重山古典民謡の発表会の曲を入念に。

 鷲ぬ鳥 1−3番

 赤馬節 1−2番 入念に。手を絶対に間違わないようにしたい。

 しゅうら節

 鳩間節  鶴亀節  手の確認

 上原ぬ島節 歌い慣れる事を目指す。今日、暗譜した効果は少しあった。少し、目を離せられるようになった。曲が身近になった。おれも大したものだ。上原がここまで来るとは。どっしりとした大曲だ。

 二揚げ
 安里屋節 歌詞をきちんと覚えてまちがわないようにしたい。

 夜雨節 千鳥節 弥勒節  手の確認

 小浜節 覚えた。きちんと手も間違えずに歌えるようになった。なんと気分の良い曲であろうか。

 古見ぬ浦 これも覚えている。ばんばん歌い込んで歌い慣れるしかない。気分の良い曲だ。歌っていると偉くなったような気がする。

 というところ。2時間近く練習した。


平成23年10月9日(日)

 今日は遠方から友人が来たので飲んだ。。

 三線も少し披露した。

 鷲ぬ鳥  はいさいおじさん  安里屋ユンタ

 トムヤンクン・スープがおいしかった。

 2時半ころ帰る。


平成23年10月6日(木)

 昨日から、音無三線で執拗に小浜節にアタック。今日でほぼ暗譜が完了。やった。

 これで、赤馬節 古見ぬ浦 小浜節 の暗譜を完了。次は目下やっている、上原ぬ島 を暗譜である。

 それが終わったら、月夜浜 だろう。どんどん進んでいる。


平成23年10月5日(水)

 今日の練習。

 赤馬節  1−2番
 鷲ぬ鳥 2番 

 上原ぬ島 唄が早くでない様に。音程が高くならない様に。と思うが実際に出来ているのだろうか。これは録音して聞いてみなければ分からないだろう。

 月夜浜 

二揚げ
 安里屋節 1−5番 だいぶ慣れて来たが。とにかく慣れたい。

 千鳥節 

 小浜節 暗譜したい。あと少し。音無三線でだいぶ練習しているから。

 古見ぬ浦 暗譜した。1カ所手を間違えた。
 
 夏花


平成23年10月4日(火)晴れ

 今日はお昼休みに軽く20分くらい三線を弾いていた。

 赤馬節  安里屋節  上原ぬ島節  そして、小浜節 小浜節も覚える事をやっていく。

 夜は、三線のお稽古。今日の参加者は4人。ちょっと少ないか。

 皆で、赤馬節 鷲ぬ鳥 をおさらいしてもらった。今度、石垣島での発表会があるから。

 一人の男性は島人ぬ宝を習っていた。このような唄も良い。

 次に、女性が、安波節 を習っていた。

 私は、赤馬節 最後の節 工 − 尺 − 上の変化するところの音程が取れていないと。徹底的に直された。また、ここからすぐ先の、勺の音程が取れていないと。とにかく、勺、尺は難しいものだ。この徹底練習はためになった。

 上原ぬ島節 歌詞が早く出ると。そのような癖がある。あと、音程が高くなると。そのような癖があると。

 先生と声を合わせて歌うと、上手く行くと綺麗にハモるものだ。上手く行かないと、二人の声が聴こえる。ということに気がついた。

 最後に、上手な人が、いやり節 をやっていたが、よくわからない唄だな。冤罪で、11年間島流しになった男の唄。難しい。


平成23年10月3日(月)
 三線の練習をした。

 赤馬節  最後の節 工 − 尺 − 上の変化するところ だいぶ慣れた。。

 鷲ぬ鳥 2番 

 月夜浜 

 上原ぬ島 これも今日の注意を思い出しながら。とにかく、早くならないように、高くならないように。難しい。

 鳩間節 1、2番 ちょっとやっておかないと、忘れる。

 鶴亀節 1番

二揚げ
 安里屋節 2−5番 とにかく慣れよ。

 千鳥節 

 小浜節

 古見ぬ浦

 しょんかね

 大浦越路節 前半だけ。

 そしてもう一度、小浜。

 今日は、脱線がなく、コンクールを重視したお稽古をした。


平成23年10月2日(日)晴れ

 蒸し暑い日だ。残暑だ。

 夜は練習。

 赤馬節  最後の節 工 − 尺 − 上の変化するところ けっこうやった。

 鷲ぬ鳥 2番 の節回しの甘い所

 月夜浜 音源と合わせてやった。抵抗なく歌えるが。とにかく回数をこなす。じりじりとコンクールの課題曲をこなして行こう。

 上原ぬ島 これも注意を思い出しながら。

 あと、お遊び曲。けっこう遊んでしまった。
 川良山

 与那国ぬ猫小

 新安里屋ユンタ  安里屋ユンタ

 ゆんたしょうら

 唐船どーい

 つんだら節   久場山越路節


平成23年10月1日(土)晴れ

 夜は三線。少し。

 赤馬節

 鷲ぬ鳥

 鳩間節

 安里屋節

 上原ぬ島節

 安里屋節 1−5番 上手く行かない。

 今日は今ひとつ散発だ。  


Posted by カラ山 倍達 at 2011年10月03日 01:23
Comments(0)平成23年10月

平成23年9月16日からのお稽古の記録

平成23年9月30日(金)    目次

 今日は9月最終日か。

 夜、三線の練習。

 赤馬節 だいぶ暗譜がしっかりとしてきた。1-2番を歌った。

 しゅうら節 

 鷲ぬ鳥 1−2番

 鶴亀節 1番 

 鳩間節 1−2番  

 上原ぬ島節 とにかく慣れよう

 川良山 冴えない。間違う。

二揚げ
 千鳥節 1−2番

 夜雨節 1−2−3番

 安里屋節 1−5番。なかなか上手く行かない。

 古見ぬ浦 暗譜している。しっかりしてきた。

 弥勒節 


平成23年9月29日(木)

 今日、近所の中古ギター屋に行って三線にギターの様な糸巻き機を付けられないかと言ったが、極めて難しいと。カラクイの折れているのを指摘され、これを直さないといけないと。これでは締まらないと。まあ、そうであろうな。折れているのは知っていた。

 家帰って、これを接着剤でくっ付けた。新しいのと取り替えても良いわな。

 今日は夜に宴会有り、三線の練習は出来なかった。残念。仕方ない。


平成23年9月27日(火)

 夜中、11時から練習。三線。何か大変だな、と思ったけど、俺が歌えば世の中がよくなるんだ、という固い信念の元に三線の練習を挙行した。

 まず、赤馬節 1−2番 ほぼ暗譜は完成。

 しゅうら節

 鶴亀節 1−3番 だいぶ歌い慣れたな

 上原ぬ島節 だいぶよい調子のようだ。

二揚げ
 千鳥節

 夜雨節 1−3番 だいぶできるようになってきた。

 安里屋節 1−5番 まだつっかかる

 小浜節 これから暗譜だが、まずは歌い慣れることだ。

 古見ぬ浦 暗譜は完成した。だいぶよい調子だ。

 大浦越路節 三線を上手に弾きたい 琴の様に弾きたい。

 という感じで終わった。




平成23年9月25日(土)

 夜にふらりと出かける。そして、セブンイレブンで工工四をコピー。黒島口説、高那節、桃里節をコピーした。

 三線の練習。

 今日は、軽く。

 鷲ぬ鳥 1−3番。とにかくこれが原点、という感じ。調子が悪くても調子が良くても、まずこれを歌いたい。調子が悪い時、歌う気力がないときはこれである。

 赤馬節 1−2番 暗譜 確実に 

 川良山 だいぶ軽快に弾けるな。しかし、時に手を間違うのはいただけない。

 新安里屋ゆんた

 唐船どーい

 上原ぬ島節 だいぶ歌い慣れたが、今日のお稽古でも指摘されたが、上手く出来ない箇所がある。

 家で焼酎のお湯割りを飲んで今日は終了。明日からまた1週間か。浮き世の辛さか。休みの楽しさか。


平成23年9月24日(土)

 今日は、土曜日。夜は宴会があり、あまり三線の練習はできなかったが、音無三線で、川良山をやって、暗譜はほぼ完成し、さらに磨きがかかってきた。

 と言う感じか。


平成23年9月23日(金)

 10時頃起きる。庭で草刈りをしようとするが、草が湿っていてできなかった。草刈り機がすぐに止まってしまうのだ。

 何となく音無三線で「川良山」を練習した。だいぶ暗譜した。昼もなんとなく川良山を弾いていると、だんだん暗譜が出来て来た。

 夜に、三線の練習。久しぶりに音を出す実弾練習。

 赤馬節 1−2番 だいぶ暗譜した。2番も行ける。

 しゅうら節

 川良山  昼の練習の成果あり。暗譜がだいぶ完成している。時々間違うが、もう少しだ。

 与那国ぬ猫小

 上原ぬ島節 慣れないと。けっこううまく歌えた。

 蔵ぬ花 だいぶ慣れて来た。タイミングが取れるようになった。じわじわと行こう。

二揚げ
 安里屋節 1−5番 だいぶ慣れて来た。とにかく数を積むと出来るようになる。

 古見ぬ浦 今日はすんなりと歌えた。暗譜が出来ている。

 小浜節 これも練習するぞ。

 という感じで終わった。

 



平成23年9月22日(木)

 本日先生の所でレッスン 5人の生徒が集まった、

 声出しで、手始めに、軽く、赤馬節、しゅうら節、鷲ぬ鳥、鶴亀節をした。これはいつものこと。

 私が教えてもらったこと
 赤馬節 大分手は覚えたが、早く覚えるようにとだめ押しされた。覚えて、何も考えないようにしても弾けるくらいにならないと、音程が上手く取れない、と。音を聴こう聴こうとして、ウタの音程が高くなったり低くなったりすると。(小生の場合は高くなる) とにかく、だから手はしっかりと覚えろ、と。何も考えなくても弾ける様にしろ、と。厳しいご指摘だが、練習量がすべてを決すると言うことか。納得せざるを得ない。
 赤馬節は、何か、苦手なようなので、沢山練習するようにと言われた。

 鷲ぬ鳥 1−3番。2−3番でちょっと節回しが違う所があるとご指摘。今日は、意外なことに1番で歌詞が分からなくなる。

 安里屋節 1−5番 猛練習の成果は出ただろうか。まあ、もう少しやらなければダメだろう。まだ、フラフラ運転だ。 

 今日の三線。音無三線で、訓練。

 赤馬節  川良山  与那国ぬ猫小。川良山を暗譜したい。


平成23年9月21日(水)

 今日、体重81.4kg。
 台風15号が名古屋で猛威を振るい、100万人に避難勧告が出されたと。さらに、もう一発、台風が南から迫っている。

 今日、仕事が終わってから歯医者さんに行く。奥歯の詰めた所の中の方に膿が貯まって居ると言う。それを抜いて根の処置をするという。
 けっこう時間がかかった。30分くらいはかかったのではないだろうか。



 三線。音無三線での練習。
 赤馬節。赤またー節。ひやみかち節。川良山。与那国ぬ猫小、等。


平成23年9月20日(火)
 今日は、音無三線のみで練習。

 赤馬節 しゅうら節 暗譜を心がける。

 安里屋節の2−5番。

 あと、島唄やハイサイおじさん や 新安里屋ゆんた 谷茶前 ひやみかち節 与那国ぬ猫小 オージー自慢のオリオンビールで遊んだ。

平成23年9月19日(月)台風

 起きて、三線バカ一代に手を入れてる。今日は休み。快適だ。

 朝、三線の練習

 赤馬節 暗譜と2番の練習 これをクリアしたい。

 しゅうら節

 上原ぬ島節 謡慣れを目指す

 与那国ぬ猫小 1、3番 3番もできるようになってきた。「底ぬ屋ぬ犬小たとぅ 中の屋ぬ猫小とぅ ハリ・・・」

 二揚げ B-F#-B で  どうも芸能祭は、この音程でするらしい。
 千鳥節

 夜雨節 1−3番 今日は薄かった

 安里屋節 1−5番 これを中心にやった。なかなかできないが、ジワジワと慣れて行こう。

 古見ぬ浦  暗譜確認

 自転車に行くが臨時休業。

 夕飯のあと、三線を音を出して、歌って弾いた。赤馬節 安里屋節。ばりばり2−5番。ばりばりやった。実弾演習だ。20分くらいやった。安里屋節 少しでも慣らしたい。慣らせばそれが自分の力になる。



平成23年9月18日(日)

 今日は、8時頃起きた。

本日の練習

 赤馬節 大分手は覚えたが、まだ不十分。覚えて、何も考えないようにしても弾けるくらいにならないと、音程が上手く取れないだろう。音を聴こう聴こうとすると、ウタの音程が高くなったり低くなったりすると。(小生の場合は高くなる)


 鷲ぬ鳥 1−3番。

 安里屋節 1−5番  まあ、もう少しやらなければダメだろう。まだ、フラフラ運転だ。

 そのあと、このブログをいろいろといじった。自分なりに大幅に改訂。

 夜中に南蛮を切った。醤油も入れ物も十分ではない。しかし、今日は出かけなかった。明日、醤油と南蛮を買うさ。

 今日の夜の三線の練習。

 音無三線で、島唄 与那国ぬ猫小 赤馬節 谷茶前 安里屋節 など




平成23年9月17日(土)

 このあと、車で出かけた。まえから気になっていた、パブに行ってみるが、混んでいたし、車を路上駐車してコーヒーを飲めるか、と聞くと、責任は取りません、と怪訝な顔。禁煙でもないし、若者が多く、とても俺が入って行って、パソコンを打つような雰囲気ではない.

このあと三線の練習。今日は工工四を忘れた。

 赤馬節 暗譜している。

 鶴亀節 暗譜で1、3番。

 唐船どーい  はいさいおじさん

二揚げ
 安里屋節 4−5番を集中的にやった。
 古見ぬ浦 暗譜していることが分かった。

 帰ってビールを飲んだ。

平成23年9月15日(土)
三線の練習。

 赤馬節を覚えたい。けっこうやった。しゅうら節も。まだ、赤馬はうる覚えだ。

 鳩間節 島の漁師のように歌えたか。

 上原ぬ島節

 蔵ぬ花

 二揚げ
 二揚げをする前に、海ぬちんぼーら を少し。
 
 古見ぬ浦

 夜雨節

 千鳥節

 安里節 調子悪い。

 さこだあっぱ まだ素人芸だ。  


Posted by カラ山 倍達 at 2011年09月18日 02:00
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とぅばらーま大会(石垣島)



こんにちは

 9月10日(土)の19時から、石垣島の真栄里公園で、とぅばらーま大会が行われました。

 私も、インターネットで見ていました。
 
 いつもは、上手く見られなかったのですが、今年は、コンピューターの調子も良く、見る事が出来ました。

 非常に見応え、聴き応えのあるものでした。

 23人の人が歌われましたが、皆、味があるな、と思いました。

 一度は出てみたいものだ、と思いました。

 習っている先生からは、出たかったら出ても良い、と、もうご許可を頂きましたので、本気に考えています。

 まずは来年の八重山古典民謡コンクールの優秀賞を狙います。願わくば、これに受かりたいです。これに受かったら、とぅばらーま大会出場を考えたいです。

 優秀賞の次は最優秀賞となりますが、これは2年後受けることになります。つまり1年空く。このときに、とぅばらーま大会にチャレンジするのが私の計画です。

 予選には40名ちょっとの応募があったそうです。このうち、23名が選ばれて、出場となった。つまり、出場権を得るには2倍の競争率を勝ち抜けば良い。

 また、遠方の者はテープ (CD) 審査も受け付けるということなので、それでやってみようと思っています。

 とにかく、チャレンジです。捨てるものは、何もないのですから・・・



前年度の優勝者の唄 作詞部門

 

 優勝者の唄 



 作詞部門の受賞者の唄 唄は、前年度、前々年度の優勝者



 大浜やすのりさん 作詞部門 優秀賞 平成6年の歌唱の部の最優秀賞者 作詞・唄 同人

 1番 呉屋悦子さん   2番 三浦さん  3番 垣花君  4番 黒島章子さん

(平成23年9月11日 記)



 このブログの目次はこちらです  


Posted by カラ山 倍達 at 2011年09月11日 08:59
Comments(0)八重山民謡のお話

平成23年9月1日からのお稽古内容

平成23年9月15日(木)         目次

 今日は、夜の7時からお稽古に行った。

 皆で、鷲ぬ鳥節  鶴亀節  赤馬節  しゅうら節 を歌った。声出しだ。
 
 今日の個人レッスン、まず赤馬節。あまりチェック点なし。尺の音が少し高いと。

 次にしゅうら節。けっこう唄い方が前に習ったのと違うので、直される、というか、けっこう大変。

 どうも、前の先生が勘違いして歌っていたとしか思えない。というか、前の先生の先生もちがった歌い方をしていたかもしれない。まあ、今となってはどうでも良いことだが。

 ウタを録音し、それを聞いて練習すると良いと思うが、出来るまで厳しく直された。

 そのあと、宴会に合流。忙しい。というか、飲んで忙しいなどと言うな。昔の八重山の人に笑われる。彼らに言わせると、我々なんか「弥勒世(みるくゆ)」の住人なんだろうな。きっと。

 でも、日本も大きく傾きつつある。「昔世や やだけんや」(昔は良かったよなあ) (月出ぬ花むぬ)と子供らの代には歌われそうだ。そうならないように、がんばろう。

______________________________

月出ぬ花むぬ   石垣市大川
 
 月出ぬ花むぬ〔月の出が花のよう〕
  我がけーらぬ遊びょーら〔私たちも遊びましょう〕
  ホーイチョーガ ホーイチョーガ〔ハヤシ以下同様〕

 昔世ぬやだけんや〔昔の世の中では〕
  遊びでんあだそーぬ〔遊びがあったそうだ〕

 大和世にかきらり〔大和の世になって〕
  板札にまわさーり〔板札がまわされて〕(政策の通達の書かれた板札に日々の暮らしは振り回されて)

 遊びでんどゥぐねーぬ〔遊ぶこともなくなった〕
  甘いでんどゥぐねーぬ〔甘えることもなくなった〕




平成23年9月14日(水)         目次

 今日の三線。

 例によって、赤馬節 しゅうら節 をした。赤馬節はだいぶ覚えた。ほとんど覚えた。

 しゅうら節も頑張りたい。

 鷲ぬ鳥節

 鶴亀節 1、3番 だいぶ慣れた。

 上原ぬ島節 今日も1回歌ってみた。少しずつ慣らして行こう。

 今日は乗らない。何か、将来に対する不安が雲の様にわき起こる。ちゃんと俺は暮らして行けるのかな、と。

 そんなこと考えてもしょうがない。


二揚げ だ。

 と言うか、二揚げにするときにミージルを下げて、三下げになったので、谷茶前をやってみる。ダメだ。

 海ぬちんぼーら は、うまくできた。でもノリが悪い。ただ、暗譜して弾けました、と言うだけ。これじゃあ、ダメなんだ。道は遠い。

二揚げ
 今日は、安里屋節 2−5番をやる。歌詞を見ながらだとやれるが、見ないと宮中分解しそう。少しずつ馴染んで行くしかない。

 夜雨節 2、3番をする。2番と3番の歌詞を書いた工工四を作った。それを見ながら弾いて、慣らして行きたい。

 今日の二揚げはそれだけだ。

 その調律で、谷茶前をするが、途中で忘れている。

 


平成23年9月13日(火)         目次

今日の三線の練習。けっこう気合い入った。

 赤馬節 だいぶ暗譜がしっかりとしてきた。今日は1番を暗譜で唄い、2番を工工四を見ながらやって、節回しの確認をした。

 しゅうら節 覚えよう。

 鶴亀節 1−3番 だいぶ慣れた。

 鷲ぬ鳥 1−2番 

 島唄

 唐船どーい

 てぃんさぐぬ花

 新安里屋ユンタ  安里屋ユンタ

 鳩間節  

 上原ぬ島節

二揚げ
 千鳥節 いろいろな番数の唄をやった。浜の名前を言うのは意外と難しい

 夜雨節 1−2番
 
 安里屋節 1番 2番 3番以降、上手く行かない。

 古見ぬ浦 暗譜している。ちょっと間違うのは残念 もう少し

 小浜節 「しるぱま」が上手くできない。集中的に練習が必要そうだ。

 弥勒節 ちょっと間違うな。

 家で今日は休肝日とする。昨日、焼き肉を食べたし。



23年トゥバラーマ大会 作詞部門 唄:金城宏美さん 平成12年 とぅばらーま大会優勝者


平成23年9月12日(月)         目次

 今日は、宴会。焼き肉を食べました。故に、三線は出来なかった。まあ、このような日もある。仕方が無い。



平成23年9月11日(日)         目次

 今日は、日曜日。ゆっくりと過ごす。10時頃起きた。

 庭の草刈りをしようとしたが、草刈り機が動かない。しばらく動くが、10秒くらいで止まる。ダメだと思って辞める。そして、庭の枝を切った。

 すると疲れた。

 三線は、音無三線で、海ぬちんぼーら や、谷茶前 をやった。

 海ぬちんぼーら は、手をかなり前に覚えたが、まだ、覚えていたのは嬉しかった。しかし、これも2番までしかできない。これじゃあ、マズいよね。やっぱり、4番くらいまで出来ないと。あまりドスケベな歌詞はおれは好きではないのであるが、やはり覚えないと。

 谷茶前 前にやった事があるが、なかなか覚えられない。昨日から、興が乗ったので、暗譜作業を行っている。1番は何とかできた。しかし、これもやっと暗譜した状態である。これでは使えない。

 いつでも弾けるか。いつでも間違えないで弾けるか。酒を飲んでいても大丈夫か。

 ベストコンディションなど、望んではいけない。常在戦場である。パッと三線を持った時、パッを、ノリが良く間違わずに、ひょうひょうと弾けるのか。歌えるのか。それがすごく大事なのではないかな、と自分では思っている。

 昨日、夏花 をちょっと練習しようと思って、大濱安伴先生の工工四を見ると乗っていない。さこだあっぱ は、この本には載っていないことは知っていたが、なぜ、この超メジャーな夏花 が、載っていないのだろう。

 家にある工工四を探して、写譜した。そしてちょっと触ってみた。おさわり程度である。楽しかった。

夕方, 草刈り機に大量の草が絡まっているのが見受けられた。この前刈った時、湿った草を刈ったのでこうなってしまったのである。


 夜、三線を少しやった。

 赤馬節  しゅうら節

 鷲ぬ鳥

 鶴亀節 1−3番 3番でつっかかるも、だいぶ慣れて来たではないか。

 唐船ドーイ  はいさいおじさん  

 新安里屋ユンタ これが調子悪い 手を間違う。

 上原ぬ島節 少しずつならして行かなくてはならないだろう。だいぶ慣れて来た。

 でんさ節 これもほんとは暗譜しなければならないだろう。上原とでんさを続けて歌えれば、格好いいぞ。

 蔵ぬ花  タイミングを取るのが難しいな。

 やはり、新人賞の曲 繰り返し練習すると足りなかった所が分かってくるし、1番、2番・・・とやっていくと、やはり自分が変わってくるのを感じられる。
 
 優秀賞の曲に気は流行るが、これも少しずつだ。これらの曲は難しい。アセッてワーーッとやっても身に付くものではないだろう。最終的にもちろん暗譜しなければならないが、まだまだ時間がある。じっくりと、煮詰めて行く。煮ると言うより、漬け物のように漬けて発酵させて行くような気持ちかな。

 今日はビールとマッコリを飲んで寝る。

 追)今日、昨日のとぅばらーま大会の編集作業を結構やった。なかなかインターネッとからの録画は大変で、コンピューターにも過大な負担をかけるようで何度も止まって再起動した。録画できた分を、ある期間だけささやかながら、アップしようと思っている。



3番 垣花君 高校生  やはり若い人は良いな。将来性がどーーんとある。彼の成長が楽しみである。良い唄を歌っていらっしゃる。

 八重山農林高校 郷土芸能部で大活躍をされたと。来年は卒業であるが、卒後は島を出るかもしれないと。



平成23年9月10日(土)         目次

 昨日は、友人とよく行く居酒屋でグチャグチャと一杯やった。60くらいの女性が二人。おれはどうでも良いのだが、よく居るこれまた65くらいのおっちゃんが楽しそうにお話をしていた。

 どうぞ、思いっきり、Make Loveでもしてくれ。いくつになっても恋愛は大事です。それを忘れてはいけません。

 今日、昼はカレー屋でカレーを食べた。新しく出来たカレー屋だ。混んでいる。並んで15分くらい待って食べた。辛いのが良い。

 家で昼寝。そして、5時頃起きて野菜屋に。ナスやアスパラ、そして、激辛南蛮を買う。激辛南蛮は精力増進に良いのだ。しかし、今年は不作なのか。もう赤い。赤いのはダメだ。

 今日は、トバラーマ大会をやっていた。それをネットで見る。いつかは出たいものだ。

 私の予定では、来年、優秀賞。それが受かったら、再来年、とにかくトバラーマ大会に挑戦してみたい。とにかく、予選は出る。ダメ元だ。本選に出られたら上等だ。

 夜中にちょっとドライブ。どこか良い喫茶店はないかと思い、色々走ってみた。やはり食事臭い所とタバコ臭い所は嫌だ。 結局、マクドナルドでコーヒーを飲んだ。

 そして、三線の練習。

 赤馬節  しゅうら節

 与那国ぬ猫小

 唐船どーい

 月夜浜

 上原ぬ島節

二揚げ
 夜雨節 2−3番
 
 安里屋節 発表会でやるから 2−5番。とにかく歌い慣れないと。

 ビールを飲んで寝た。

 週末はもっと充実したいな。ちょっと物足りない週末だ。女性とドライブに行って、車を置いて酒でも飲みたいものだ。しかし、そんなことをしたら、三線の練習が出来ないだろう。どちらを取るかだ。女を取るのか、三線を取るのか?  そう言われたら、もちろん女だ。あったり前だ。 そこで三線を取ったら、本末転倒だ。

 しかし、今日は、三線を練習した。それしか選択肢がなかったからだ。
 

平成23年9月8日(木)         目次

 夜、三線の練習。

 赤馬節 だいぶ暗譜ができつつある。もう一押しだ。

 しゅうら節 だいぶ慣れて来た。

 波照間ぬ島節

 与那国ぬ猫小

 上原ぬ島節  音源を聴いて重点的に行った。だいぶ歌い慣れて来た。

二揚げ
 安里屋節 4番、5番 もう少し慣れる必要がある。

 夜雨節 ちょっとやったが、乗らない。

 小浜節

 大浦越路節

 しょんかね

 さこだあっぱ

 という感じかな。

 やはりコンクールの曲はみんな覚えなければならないし、3番くらいまで歌える様にしなくてはならないだろう。そのほか、ちょっと自分なりに好きで、気の利いた曲は覚えたい。あと、本島のメジャーな遊び歌は押さえたい、と思っている。というのが、自分の目標だ。

 その意味でも、八重山古典民謡コンクール 非常にやりがいがあるな。沢山曲を覚えられる。そのきっかけとなる。とにかく課題曲が多いので、それを覚えようとする。それが良い。課題曲が少ないとそれだけで終わる。いや、自分で覚えれば良いのであるが、人間それがなかなかできない。



平成23年9月7日(水)         目次

 今日は、仕事疲れたぞ。

 でも夜に頑張って三線の練習をした。

 まず、鷲ぬ鳥 1−3番

 次に、鳩間節 1−2番

 鶴亀節 1−3番 やはり、2、3番はウマくいかないが、慣れて来た。

 その合間に、おチャラケで、与那国ぬ猫小  唐船どーい  ハイサイおじさん  てぃんさぐぬ花  をやってみた。暗譜は出来ている。

 赤馬節 暗譜と節回しをきちんと覚えよ。

 しゅうら節 2番も勉強したが、音源がない。

 今日は重点的に、上原ぬ島節  これは難曲だ。でも、練習する。来年は優秀賞受けたいからね。

 音無三線で、安里屋節の5番を練習。けっこうできるようになった。これもきちんとしたい。



平成23年9月6日(火)         目次

晩ご飯を食べたから、三線の練習。

 赤馬節 暗譜をしっかりする事を目的に練習。

 しゅうら節 音源に合わせて。発表会でこれもきっとやるだろう。最終的には暗譜である。

 鷲ぬ鳥 1−3番まで

 鶴亀節 1−3番まで 2番、3番はまだつっかかる。

 唐船どーい

 新安里屋ゆんた 最近、手を間違うが

 ひやみかち節

 上原ぬ島節 この前のレッスンで習ったので、音源を聴きながらやる。これをマスターしたいものだ。



二揚げにして

 安里屋節 4−5番 この前習ったし、10月の発表会でやるので覚えたい。なかなか困難だ。もう少し、弾く前に聴かないと。

 夜雨節 2−3番 これもこの前習ったので。しかし、うまくできない。もう少し、聴かないと。

 小浜節 暗譜したい.もう少しだ。

 古見ぬ浦 暗譜した。2番で間違う。もうちょっと詰めたい。

 家でマッコリを飲んで寝る。


平成23年9月5日(月)         目次

今日はお稽古日。
 まず、鷲ぬ鳥 3番まで

 赤馬節 2番まで。殆ど暗譜をしているが、まだ自信がない。工工四をみながらやった。

 φつぃんだら節

 鶴亀節 3番まで。3番に迷いがある。

 次に二揚げ
 安里屋節 5番まで。発表会対策。確かに3番までならなんとかなるが、4、5番は知らないのでどうにもならない。先生の音源を録音した。聴いて覚えるようにしよう。

 夜雨節 これはやってあるので、暗譜をしていたが、3番まで唄うと言う。2、3番は分からず。

 千鳥節の唄い方。字余りのところがあり、けっこう難しい。聴かないと分からない。

 本調子に戻して、上原ぬ島節 をやる。これはやったことが無い。
 今日はこれが主題。1フレーズずつ、丹念に節回しと歌い方を教えていただいた。それ故、けっこう出来るようになったのが嬉しかった。やったことがないので癖がついていないのでむしろ楽である。

 先生とライブについて話す。ライブでは、八重山民謡だけ歌えれば良いと言うものではないと。舞台慣れして、座持ち(ざーむち)出来る人でなければだめ、と。座持ち(ざーむち)とは、言い得て妙な表現である。

 本日、農産物を売っているスーパーに寄ってみた。ここで激辛南蛮を売っていた。比較的大きな袋で128円。結構良いのか。10袋買うと段ボール1箱になるのでは。と思い買う。タカの爪(とうがらし)も売っていたが、今日は辞めておいた。結局、激辛南蛮を一つだけ買った。あと、夕飯用のパンを買った。 今日の夕飯はこれだけとする。おれも一応、みんながしているダイエットというものを心がけているので。

 今日、八重山古典民謡コンクール発表会の飛行機、宿を予約した。


平成23年9月3日(土)雨
 
 今日、仕事関係の懇親会で中華料理を食べた。いつもの所だがここの中華は美味しい。しかし、車で行ったので酒は飲めず。

 今日は子供らに勉強を教えなければならないし、三線の練習もしなくてはいけない。 飲んではいられない。残念ががら、ビールも紹興酒も飲まなかった。飲酒運転をしたら冗談で済まないことになる。

 家で子供らに勉強を教えて一服した後、三線の練習。狂っている。今日は土曜日でいつもなら昼寝をする所だが、会議があって、それに出席したので昼寝もしていないのだが、三線はがんばった。 おれが三線をがんばらないと世の中が良くならないではないか。そのような気持ちでやっている(マジだ)。

 赤馬節 暗譜をしているか、重視。強制暗譜訓練。殆ど暗譜しているのだが、手を間違える所あり。節が見えていないのだ。

 しゅうら節 この前のレッスンでやった。そのときの音源を聴きながらやった。冒頭に覚え違いをしているところがあるので、これに留意した。また、最後の「んなよ」の節回しに注意だ。

 鳩間節 1−2番

 鶴亀節  1番のみ  暗譜を確認。

 月夜浜 音源に合わせて 大分できるではないか。

 蔵ぬ花 これも大分唄い慣れて来たな。あと、上原ぬ島節 だが、これはまだ何もやっていない。

 与那国ぬ猫小 大分暗譜したぞ。手を絶対に間違えないこと。

 唐船どーい チリ弾き が、うまくできないぞ。

 つぃんだら節 良い唄だ。いつでも唄えるように磨いておきたい。

 波照間ぬ島節 1−3番 暗譜温存されていた。

二揚げ
 まずは、夜雨節 暗譜が安定してきた。いいぞ。

 安里屋節 これも良い。

 千鳥節 良し

 小浜節を音源と併せて2回唄った。自分でも唄った。こんどはこれを暗譜する。三線の音だけ録音した。これを何度も車の中ででも聴けば暗譜出来るだろう。暗譜は音で覚えてするものだ。

 古見ぬ浦 暗譜 できているじゃないか。嬉しい。

 けっこう練習した。狂っているとしか言いようが無い。

 終わった後、気分転換に20分くらいドライブをした。車の中で「なんた浜」を聴いたが、現代曲であるが、良いではないか。

 今宵は土曜日。明日は休日。夜更かしを楽しみたい。夜更かしが私の趣味である。

 良い女性でもいたら夜更かしドライブを楽しみたい所だが、そのような気の利いたモンがいるはずもなく、ひとりでドライブしたが楽しめた。

 夜更かしを延々と楽しみたいが、限界もある。もう2時だ。ビールとマッコリを飲んで寝るとする。


平成23年9月2日(金)

 今日は10時頃寝たが、2時半ころ目が開いて家の中をうろうろしたが、やはり眠い。それで寝た。4時頃まで寝たり起きたりしていたが、4時過ぎに寝てしまったようだ。そして7時半ころまで寝た。割とすっきりした。

  昨日辺りから、古見ぬ浦 暗譜出来たようだ。音無三線で弾いても弾ける。次は小浜節である。

平成23年9月1日(木)

 気温が上がった。むしむしする。

夜は、三線だ。自主練習だ。

 鷲ぬ鳥 1番 、2番

 鳩間節 1番

 月夜浜  だいぶ弾き慣れた。

 赤馬節 しゅうら節  しゅうら節の最初の音程の取り方。これがくせ者だ。でもこれをクリアすれば、一段落だ。いただきだ。それより赤馬節の暗譜だ。もう少しだがちょっとぐたぐたな所がある。でもその内だ。そのようなヌルい気持ちも三線には必要だ。星一徹のようにキリキリやってもダメだ。あれは野球の話しだ。

 唐船ドーイ チリ弾き を意識している。早弾きっぽくなる。

 おーじー自慢のオリオンビール なんか上手く行かない というか、のれない。俺向きの曲では ないな。おれはやはり、八重山古典民謡を極めなくてはならないのだろうか。

二揚げ
 新人賞の曲 千鳥節 夜雨節 安里屋節 弥勒節  夜雨でちょっとミスったが、あとはミスらない。

 小浜節  しるぱま まいなし の音の取り方 難しい これが最後の課題のような気がする。自惚れか。

 古見ぬ浦節  暗譜に力を入れた。

 蔵ぬ花  けっこう、歌い慣れてきた。

 今日は、最初、ちょっと疲れ気味だったが、唄っているうちに乗って来た。けっこう、良い稽古ができた

 今日は暑いからビールがウマい。マッコリの飲むぞ。東京の由緒あるあんみつ と言うのをもらった。たっぷり蜜をかけて食べたらおいしかった。

 ああ、でもこのような暑い夜は女性とグチャグチャバカ話でもしながらドライブでも楽しみたいな。 と思いつつ寝るぞ。 明日も仕事あるし、そんなお気楽な立場じゃない。  


Posted by カラ山 倍達 at 2011年09月02日 01:12
Comments(1)平成23年9月

私たちが三線を楽しめる時間

私たちが三線を楽しめる時間       目次へ

 今日は、私たちが三線を楽しめる時間、について考えてみた。ちなみにこの記事は、30歳以上の人のために書いた。まあ、三線を習っている人には30歳以上の人が多いのも事実であるが。

 私たちは、自分たちが三線を楽しめる時間が意外と少ないことに気がつかなければならない。

 人生いろいろなことがある。結婚、出産。特に女性はやはり赤ちゃんができたら大変だ。三線などとても弾けない。子供も一人、二人、とできると、子育てが一段落するのには10年はかかる。あっという間に、40歳代、そして50歳が見えてくるではないか。

 仕事もだんだん責任が重くなる。社会においての期待も大きくなる。なかなか三線を楽しむような余裕がなくなることも多い。

 その間に、ふと日だまりのように、三線を弾く時間が持てた人は本当に幸せであると思うが、その時間は長くは続かないと言うことを知るべきである。せいぜい2−3年ということを知らなくてはいけない。
 この時に、すごく三線を稽古することができるのであれば、その純粋な気持ちを優先させなければならない。しがらみ、などにかまっていてはいけない。行ける所まで行っておかなくてはいけない。この時期はすごく実りの多い時期だ。知力も体力もある。やればやった分だけ伸びる。

 この時期を経て、子育てや仕事などが一応一段落するのが、40代後半。この時期も人によるのだが、数年、三線に取り組める時間を持つことが出来るかもしれない。ちょっと厳しい言い方をすると三線を練習して、スムースな技術の向上を見込めるのはこの時期がおそらく最後となろう。

 50歳を過ぎ、60も近くなれば、人生も大体見えて、比較的精神も安定して、三線の練習にも取り組めるが、知力、体力も明らかに昔とは異なる。昔なら1日で出来た所が1週間くらいかかると思わなくてはならないだろう。暗譜にも時間がかかる。ここらでは、過去にどのくらい練習して、曲をものにして来たか、そして、その曲に自分の人生をぶち込み、渋みを加えて行く時になろう。
 願わくは、指導的立場でありたい。

 と、いろいろ述べたが、三線の練習に取り組めなくなることはいくらでもある。仕事がキツかったり、リストラ、離婚など家庭のごたごたなど、三線どころでなくなることだってよくある。

 こう思うと、三線を続け、コンクールなんかで新人賞、優秀賞、最高賞、あるいは、最優秀賞、と上がって行くのはまさに、人生の障害物競走のようなものだ。

 このレースに先生たる者、生徒のやる気を第一に尊重しなくてはならないだろう。しかし、そうでもないつまらない残念な話もよく聞くのだ。

 八重山古典民謡コンクール これは何度も述べているように、八重山古典民謡では、唯一無二の最高峰で、どの流派の人でも受けられる公開されているコンクールである。
 このようなコンクールを習っている人が受けるならば、かなり練習しなければならないし、また、新人賞ならば、基本的な曲を相当根詰めて練習出来るので、すごく強固な土台を築くことができる。

 例えば、沖縄本島でよく行なわれている、琉球○○コンクールの課題曲はすごく少ない。インターネットで簡単に拾ってみると、
 
 新人賞 鷲ぬ鳥 つんだら節 でんさ節 あがろーざ などから1曲自分で選んで受験。 
 優秀賞  小浜節 安里屋節 から、1曲指定されて唄う。
 
 あらかじめ言っておくと、課題曲が少ない、だからダメ、ということではない。いろいろな種類のコンクールがあっても良い。

 ただ、熱心で実力のある人だと、力が余ってしょうがないんじゃないかな、と思う。

 そんな人が、八重山古典民謡コンクールを受けたら本当にすごい。
 新人賞で、鷲ぬ鳥 鳩間節 鶴亀節 千鳥節 夜雨節 安里屋節 弥勒節 を暗譜してマスターしなければならない。これは非常に良い練習になる。いや、私事であるが、良い練習になった。強固に基礎を固めることができたと思っている。
 いや、受けなくたって良いのだ。自分で練習してこれらの曲を暗譜してものにしていけば良いのだが、コンクールでもないと、人間なかなかできるものではない。それも現実だ。
 
 でも、変な話もいろいろある。八重山古典民謡コンクールを受けたいと言ったら先生に拒絶されたとか、あるいは、黙って受けたらバレて叱責されて破門になったとか・・・・

 くだらない話だ。生徒の熱い思いや人生の短さを理解出来ない先生もいるのだ。

 前記した。私たちが三線を楽しめる時間というものは短いのだ、ということ。その中で、八重山古典民謡の膨大な課題曲に取り組もう、という志は非常に前向きで立派なことなのだ、ということ。

 先生に言われて断念するのもその人次第。しかし、三線をやれる環境など、いろいろな状況で来年にもどうなっているか、分からないし、自分自身のやる気なんか3ヶ月でなくなる。八重山古典民謡コンクールに取り組むぞ、というドロドロと溶鉱炉の中で溶けた鉄のような熱い思いも3ヶ月ですっかり冷えてしまうこともよくあることだ。

 そのように厳しく考え自分の進路を厳しく定めなくてはならない。場合によっては、可能ならば先生を変えたって良いではないか。

 私、熱い気持ちをもって、八重山古典民謡コンクールの新人賞に取り組んだ。幸い新人賞を取ることができた。そして、さらに、今、優秀賞の曲に取り組めることを幸せに思っている。
 優秀賞の曲もごつい。赤馬節 蔵ぬ花 上原ぬ島節 月夜浜 小浜節 大浦越路節 古見ぬ浦 
 
 私は今まで習い事をやってもなかなか上手くいかなかった。飽きっぽいし、あまり才能もない。しかし、新人賞の曲と、優秀賞のこれらの曲をマスターして暗譜すれば、それはそれですごいことではないかな、と思っている。そしてそれを今、目指している。また、私に許されている時間もどれほどあるか。そんなに多くないことも知っている。皆さんと同様に・・・・

註)念のために申し上げておく。課題曲が少ないからといって、だめなコンクールだとは私は考えていない。逆に多いからと言って良い、というものでもないだろう。それはそれでコンクールを行なう協会が決めたことだ。
 ただ、多いとそれだけそれを目指して詰めた稽古が出来る。それがメリットだ。
 いや、コンクールの課題曲でなくてもきちんと稽古しなければならない。ただ、初心者はやはり、課題曲があったほうが、自分の稽古の目標が見えやすいという点もある。
 まあ、課題曲の多寡などコンクールの善し悪しを測る上で関係がないとも言える。鷲ぬ鳥 を唄ってもらえば、だいたいその人が、どのくらいのレベルかは分かりそうなものではないだろうか。




 若き日の空手の大山倍達先生は、世界中を武者修行をして歩いた。この男は、そのときに、フランスの地下プロレス界で出会ったレスラーであるロゴスキー。
 地下プロレスのルールは、反則なしのバリードゥードゥ。金ケリ、目突きも許される。
 大山倍達先生が、ロゴスキーと戦う数日前、ロゴスキーが大山倍達先生に言った言葉。

 「おれは戦いの途中で止められない。だから、今まで戦ったレスラーを何人も殺したり、不具者にしたりしてきた。アメリカのプロレス界でも戦ったが、ショーのプロレスなど出来る訳もなかった。最後はアメリカのプロレス界から追い出され、流れ流れてここまできた。だから、俺と戦うのは止めておけ。もう一度言う。止めておけ!」




 ここまで来るのだってすごく大変なんだ。熱い気持ちがないと行けないのだ。その私たちの熱い気持ちを理解して暖かく見守って欲しいのだ。


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Posted by カラ山 倍達 at 2011年08月27日 18:47
Comments(0)八重山民謡のお話

平成23年8月16日からのお稽古の記録

平成23年8月31日(水)         目次へ

 今日で8月も終わりか 早いな。

三線の練習

 鷲ぬ鳥 1番

 鳩間節 1.2番

 鶴亀節 1.3番

 蔵ぬ花

 赤馬節 しゅうら節

 月夜浜

 新安里屋ユンタ

二揚げ
 新人賞の曲 千鳥節 夜雨節 安里屋節 弥勒節

 小浜節

 古見ぬ浦節

 今日はけっこうやったか。

 帰ってマッコリを飲む。



平成23年8月30日(火)

 昨日、飲み過ぎて今日は顔が腫れている。

 夜、三線を練習するも乗らない。

 鷲ぬ鳥。

 赤馬節

 しゅうら節 だいぶ聴いているので、節回しは出来るようになって来た。

 蔵ぬ花

 唐船ドーイ ちり弾き の練習をした。

 はいさいおじさん。

 うーん 乗らない。やはり疲れがあるのだ。


平成23年8月29日(月)

 本日宴会あり。

 今日は酒がおいしかった。青竹酒というものがあり、これがベラボーに旨い。青竹に酒が入れてあり、キンキンに氷で冷やしてある。それを青竹で作ったおちょこで飲むのである。これが旨い。ついつい杯を空けた。飲み過ぎた。

 腹がもたれるし、具合も悪い。飲み過ぎ、食い過ぎである。

 今日、宴会で三線を弾いた。

 鷲ぬ鳥 は非常に上手く行った。皆も真剣に聴いてくれた。最近よく練習しているから声も響くのだ。

 新安里屋ユンタはまあまあ。しかし、もうこれも八重山チックにしか私は歌えなくなった。沖縄本島で聴く歌とは別もののようだ。

 それに比べて、ハイサイおじさんはパッとしなかった。上手く行かない。手を間違うし。だめ。

 気を取り直してコンクール受賞曲ということで、千鳥節。これは魂が入っていた。○。

 次にチンダミを変えて鳩間節。調弦にもちろん調弦器など使わない。おれもここまで行った。鍛えられている。

 これも魂が入った。○。

 これで終わりにしちょうと思ったが、なんとなく皆がもう一曲、という雰囲気なので、つぃんだら節。これも魂が入った。○。


平成23年8月28日(日) 

 今日は、用事があり、一日中、バタバタして、消耗した。故に三線の練習も出来なかった。
 
 たかが趣味とは言え、難しいものよ。もう寝よう。明日も仕事だし。

 いらいらするのは、やはり、我が国の力のない政治だろう。泣き虫の海江田万里が独走しているとは・・・・オザワの傀儡だぞ。

 早く政権担当能力のない人たちは下野して、総選挙をやってほしい。

 しかっし、オザワもワンパターンな男だ。いつもオザワは海江田を総理にしようとするのだ。前もそんなことあったけど、海江田は決断できなかった。
 前回は、総理に成るとはしゃいでみたが、オザワが「俺が出るからどいてろ」と言うと、キャンキャン とオザワにしっぽを振って、何事もなかったかのようにどいてしまった。そして、カンカンと決戦投票になったのは、まだ記憶に新しい所であろう。

 今回、オザワがまたまた指名。海江田もそれを受けた が、これはいつものパターンだ。

Yahooの世論調査では以下。ずいぶん、ミンスの中は世論とかけ離れているんじゃないか。ああ、よっぱけた。

【問】次の首相にふさわしいのは(敬称略)

小沢鋭仁3.0%

海江田万里6.2% 
 :クズどもと一緒じゃねえか。小沢とか、馬鹿とか、そんなクズどもとよ。

鹿野道彦1.0%

樽床伸二 1.0%

野田佳彦5.0%

前原誠司 53.0%

馬淵澄夫3.4%

その他など27.4%



平成23年8月27日(土)         目次へ

 三線の練習。これからは来年のコンクールに向けての練習である。でも新人賞の曲もしっかりと覚えておきたい。

 鷲ぬ鳥 1−2番

 鳩間節 1番  

 鶴亀節 1、3番
 
 赤馬節

 しゅうら節 先日レッスンで本格的にやったので、練習。うまくできない。弾きはじめの音程の取り方が難しい。慣れる必要がある。車の中でレッスンでやった時に録音した音源を流している。何回も聴いて、しっかりものにしたい。

 唐船どーい

 新安里屋ゆんた

 月夜浜 音源を聴いて1回。自分で1回。

 蔵ぬ花 音源を聴いて1回。自分で1回。

二揚げ
 新人賞の曲をおさらいする。 千鳥節 夜雨節 安里屋節 弥勒節。まあ、悪くない。概ね、暗譜している。暗譜こそ実力ではないか。暗譜していなくては、まず、ものが言えない。

 小浜節 音源を聴いて1回。自分で1回。

 古見ぬ浦

 大浦越路節

 今日は、新人賞と優秀賞の曲を中心におさらいした。久しぶりに良い稽古が出来たと思っている。

 家に帰って、ビールとマッコリを飲んだ。デスノートを読んで寝るとするかな。 最近、マンガを読んでいる。面白い。




 しっかしよぉ・・・泣いた赤鬼 って、昔あったな。教科書に。赤鬼の様に強くもないけど、泣いた海江田 ってとこかな。

 こんな奴が総理に成りたいの?  オザワのバカたれも何をトチ狂っているのだ。自分の言う事を聞く奴なら誰でも良いのかな?まだ、総理に成るかどうか分からんが、また、ガッツリ泣かせてやれ! こんなバカ、ぼろくそに言ってしまえ!!!



平成23年8月26日(金)

 ああ、世の中が落ち着かないと三線の練習も出来ないのだよ。

 世の中をかき回しているのは、バカミンスこと民主党である。

 今日、オザワ氏が海江田万里を押すとのこと。バカか。というか、    
 誰でも、バカにしか見えない。前原もバカに見える。ミンスはダメだ。ミンスを選んだのは日本人の油断であり失敗だ。みんな、あの時バカだったのだ。

 といっても、こんなときこそ弾くと元気が出るのが、八重山民謡ではないのか。明日は練習するぞ!!!

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平成23年8月25日(木)

 なんかやっぱり忙しいし、飲み会も続いているので、三線を弾く時間が取れない。

 しかし、音無三線で多少はやっている。

 でも、ステーキを食べに行った。これは美味しかった。写真はあとで載せよう(8/27nに載せた)。




平成23年8月22日(月)

 いやはや、仕事が忙しい。

 今週はプレゼンテーションを2回、言いつけられた。その準備が忙しい。

 故に今日は三線の練習はまったくなし。こんな日もあるさ三線を専業にやっているわけじゃない。


平成23年8月21日(日)

驚の三線の練習。

 何か気が乗らない。

 まず、最近、習ったしゅうら節 うまくいかないではないか。 いろいろと前に習ったのと違う所を指摘された。出だしから違っていて、困難だ。

 鷲ぬ鳥

 蔵ぬ花

 乗らない

 そこで、与那国ぬ猫小

 唐船どーい

 はいさいおじさん

二揚げ
 安里屋ゆんた だいぶ暗譜がしっかりとして来た。

 古見ぬ浦
 
 小浜節

 しょんかね

 大浦越路節

 まあ、最後は少し気分が良くなった。結局、1時間程練習した。


平成23年8月20日(土)

 もう8月も20日か。早いなあ。

 さて、夜、三線の練習。 今日も励みました。

 赤馬節  うーん、だいぶ出来て来てはいる。それは確かだ。でも細かい所 いろいろある。

 鷲ぬ鳥 1、3番

 月夜浜  音源を聴きながら

 鳩間節 4番

 目出たい節 松は千年の齢を保ち・・・

 鶴亀節 1、2番

 唐船ドーイ

 ひやみかち節

 かたみ節 なかなか暗譜ができない。暗譜が完璧ではない。間違う。すぐに弾き直せるのだが。

 



平成23年8月19日(金)

 本日、三線の練習。楽しい事があったので、声にも張りがある。

 鷲ぬ鳥 1−3番まで

 赤馬節 強制暗譜訓練 だいぶ暗譜している。ただ節回しが工工四を見ないと怪しいところがある。

 めでたい節 違う歌詞で練習した。つまり「松は千年の齢を保ち・・・」という方。

 鳩間節 4番

 鶴亀節

 二揚げ
 新人賞の4曲:千鳥節  夜雨節  安里屋節  弥勒節

 ビール、まっこり を飲んで、寝る


 米国政府の要人が中国で米中対話をするも、その親善バスケットで乱闘。

 Georgetown basketball exhibition in China ends in brawl






平成23年8月18日(木)      目次へ

 今日は晴れ。

 今日は、職場の宴会だったので、三線の練習はできなかった。

 まあ、仕方がない。

 しかし、昨日、このブログは67件のアクセス数をもらった。最近にしてはすごく多い。いつもは25件くらいだから。きっとその内12件は俺だ。

 macoさんという、きっと内地の、それも若い女性の三線チャーからコメント。彼女も八重山古典民謡コンクールの新人賞を取ったと。すばらしですね。若くしてこのように新人賞を取ると良いですよ。
 次は優秀賞。

 八重山古典民謡コンクールの優秀賞は非常に価値がある。専門家への一里塚とも言える。ここから、最優秀賞を狙っても、教師免許を狙っても良い。
 まあ、八重山古典民謡コンクールの優秀賞を取る人はそれなりの事をやっている。課題曲も、7曲。けっこう高度な曲ばかりだ。

 これらを暗譜しただけでもすごいな。きびしくまとめてやらす所が、このコンクールのすごい所だな、と思う。

 来年も自分は優秀賞。本当に頑張りたいと思っている。

 しかし、今日は、だいぶ飲んだので、もう寝る。もうダメだ。
 


平成23年8月17日(水)   目次へ

  ちょっと空いている時間で音無三線で、赤馬節の暗譜を確認したり、おーじー自慢のオリオンビールをやったりしていた。あと、与那国ぬ猫小 も遊んでみた。

 夜、三線の練習をした。

 赤馬節 けっこう覚えているではないか

 鷲ぬ鳥 

 蔵ぬ花

 はいさいおじさん

 今日は、鶴亀節と鳩間節はやらなかった。二揚げをさらいたい。

 二揚げ
 新人賞の4曲。
 千鳥節 夜雨節 安里屋節 彌勒節  スムーズにできた。安里屋 ちょっとまちがった。

 小浜節  割とさっとできた。

 古見ぬ浦  暗譜をしたいものだ。




平成23年8月16日(火)

 夜に、三線練習。何か乗らない。お盆休みの疲れが貯まっているのか?

 鷲ぬ鳥

 鶴亀節

 鳩間節

 赤馬節 すぐに頓挫

 唐船ドーイ

 ティンサグぬ花

 月夜浜 ちょっとやって終わり。

 乗らない。

 家でビールを飲んで日記をつけて寝る。  


Posted by カラ山 倍達 at 2011年08月17日 00:26
Comments(0)平成23年8月