カラ山 倍達
他流派でしばらく八重山民謡をやっていましたが、「寸止めルール」にあきたらなくなり、この業界で至上最強、最難関と言われる、八重山古典民謡コンクールに挑戦することとしました。
この試合はとにかく、他のコンクールと違って、流派を問わない。誰でも参加できる。これがすごい。すごい事だと思いました。
もちろん、八重山古典民謡関連の数あるコンクールの中では、その規模、伝統、レベル、受験者の数、そして、課題曲の重厚さで圧倒的にトップレベルである。
八重山古典民謡を志すのなら、本場、石垣島で行なわれる、八重山古典民謡コンクールにチャレンジするのが、俺の兼ねてからの本懐であった。