コンクール受験録(1日目)
平成23年6月23日(木)
今日は5時半に起床。今日はいよいよ出発。
最終の荷造り。朝ご飯を食べて出発だ。
タクシーに乗る。しかしお守りを忘れて取りに変える。
空港で先生へのお土産を買う。
三線は手荷物として持ち込めることになった。荷棚に入れて下さいと言われたが、それは何でもないことだ。荷棚に入らない物が困るのであろう。あと、搭乗者が多ければ、このようなものは手荷物として預けなければならないだろうし、今日は乗客が少ないようなので、持ち込んでも良いのであろう。一生懸命梱包したのであるが、何にしても良かった。三線が壊れては困る。
飛行機に乗り、南下すると、飛行機の窓から、沖縄臭い島々が見えて来た。沖永良部島だという。さらに与論島が見えて来た。そして、しばらくすると、辺土の岬が見えて来た。沖縄本島である。
今日は晴天だ。しかも窓際に座っている。この便は混んでいたが、窓際だ。このようなことは考え見るとあまりなかった。
沖縄那覇空港着。1時間ほど時間がある。いつも通り、独特の南国の雰囲気が充満している。「来たか」と言う感じがする。この感じ、好きである。
沖縄そばを食べた。発泡スチロールの容器に入った素っ気ない物であったが、旨かった。だけどこれで680円は高い。
ここから石垣行きの飛行機に乗る。
空港到着後、ホテルに向かう。
ホテルで調弦をする。
そして、先生の所に向かった。タクシーの運転手に電話をしてもらい、向かう。意外と近く。
まあ、今日は挨拶をして、明日の事前の練習の予定をお聞きして、と言うことになるか、と思っていた。だが、一応、三線は持って行った。
タクシーで行くと、昔の沖縄の屋敷。このタイプは竹富島にしかなく、普通は小屋として使われていると思っていた。しかし、先生の研究所には確かにこの建物が建っている。
意外なことに、その沖縄伝統形式の家がそれであった。
写真は竹富島 安里屋くやまの生誕の家。もちろん、先生の家ではない。このような家だった、ということである。
このタイプの家に入るのは初めてだ。
中はやはり古くさい。壁の板など古くさいが、その古くささが嬉しい。
玄関には靴が散乱しており、沢山誰かが来ているのかな、と思った。
中に入ると、3人の男性が座っており、大きな座椅子に座っているのが先生であった。
「○○先生の所で習っているのかい」と短く声をかけて下さった。人懐っこそうな人である。あとの人は常連か、こちらの人なのか、皆でぼつぼつと談笑している。時折、女性が入って来て、いろいろ喋って行く。この女性は今回、新人賞を受けると思われる若い女性を隣の部屋で指導していた。
猫小(まやぐわー)がいた。お腹を強くさすったら起こって軽く手を噛まれた。けっこうきかないのだと言う。
おれはどうするのかな、と思っていたら、隣の人が終わったら稽古するから、と言っていた。
お稽古。先生と取り巻きの男性2人、女性2人。
いきなりなものだから緊張する。
鳩間節 千鳥節を歌う。
鳩間節:歌詞を強調して唄わないこと、とアドバイス
千鳥節:前奏であるが、バチを弾き終わった後、弦から離さないようにと。また、小弾きの所を強く弾かないようにとのアドバイスを受けた。
そのあと、他の人のレッスンもしたので、きいていた。
それからどうするのかな、と思っていたら、いきなり魚が出て来た。先生の釣った魚だという。そしてビールも出て来た。そして、あれよあれよと言う間に宴会が始ってしまった。
なんか、だれかが近くのスーパーから刺身を買って来たようで、それも食べる。美味しかった。
10時ころおいとまする。そしてちょっと美崎町の飲屋街に行ってみる。
安里屋は閉まっていた。安里屋勇さんの体調が良くないと。那覇か東京の病院に入院していると。残念。
芭蕉布に行ってみた。さすがは石垣島。曲はみんな八重山の曲ばかり。本島のこのような所はなかなか八重山民謡がかからなくて私のような八重山古典民謡を専攻している者にとっては些か時間を持て余す所もあるのだが、ここでは、ボンボンやってくれる。
お客さんの女性。Pさん。この方も明日コンクールを受けると言う。だって、弾いている曲が鳩間節と千鳥節。石垣島に移住して、習っていると言う。
唄が始ると人が出て踊り始めた。おお。これが八重山の真骨頂だ。みんな、踊る踊る。みんな踊りが上手い。堂に入っていて、土臭い。
給仕をしていた女性に、鳩間加奈子さんは来ないの? と聞くと、東京にいるからね。時々しか来ないよ、と言う。
そして、あれが、鳩間加奈子さんのお父さんだよ、というので、写真を撮る。
お父さん曰く「あそこにお母さんもいるぞ」ということで、お母さんとも写真を撮った。
このあと、帰る。帰る時、公園で三線を弾いた。三線の爪を先生の所に忘れて来てしまった。自分の爪で弾くも良い音が出ない。それでも南国のあたたかな風に吹かれて三線を弾くのは気持ちがよい。
いろいろあった。すごく有意義な一日であった。
今日は5時半に起床。今日はいよいよ出発。
最終の荷造り。朝ご飯を食べて出発だ。
タクシーに乗る。しかしお守りを忘れて取りに変える。
空港で先生へのお土産を買う。
三線は手荷物として持ち込めることになった。荷棚に入れて下さいと言われたが、それは何でもないことだ。荷棚に入らない物が困るのであろう。あと、搭乗者が多ければ、このようなものは手荷物として預けなければならないだろうし、今日は乗客が少ないようなので、持ち込んでも良いのであろう。一生懸命梱包したのであるが、何にしても良かった。三線が壊れては困る。
飛行機に乗り、南下すると、飛行機の窓から、沖縄臭い島々が見えて来た。沖永良部島だという。さらに与論島が見えて来た。そして、しばらくすると、辺土の岬が見えて来た。沖縄本島である。
今日は晴天だ。しかも窓際に座っている。この便は混んでいたが、窓際だ。このようなことは考え見るとあまりなかった。
沖縄那覇空港着。1時間ほど時間がある。いつも通り、独特の南国の雰囲気が充満している。「来たか」と言う感じがする。この感じ、好きである。
沖縄そばを食べた。発泡スチロールの容器に入った素っ気ない物であったが、旨かった。だけどこれで680円は高い。
ここから石垣行きの飛行機に乗る。
空港到着後、ホテルに向かう。
ホテルで調弦をする。
そして、先生の所に向かった。タクシーの運転手に電話をしてもらい、向かう。意外と近く。
まあ、今日は挨拶をして、明日の事前の練習の予定をお聞きして、と言うことになるか、と思っていた。だが、一応、三線は持って行った。
タクシーで行くと、昔の沖縄の屋敷。このタイプは竹富島にしかなく、普通は小屋として使われていると思っていた。しかし、先生の研究所には確かにこの建物が建っている。
意外なことに、その沖縄伝統形式の家がそれであった。
写真は竹富島 安里屋くやまの生誕の家。もちろん、先生の家ではない。このような家だった、ということである。
このタイプの家に入るのは初めてだ。
中はやはり古くさい。壁の板など古くさいが、その古くささが嬉しい。
玄関には靴が散乱しており、沢山誰かが来ているのかな、と思った。
中に入ると、3人の男性が座っており、大きな座椅子に座っているのが先生であった。
「○○先生の所で習っているのかい」と短く声をかけて下さった。人懐っこそうな人である。あとの人は常連か、こちらの人なのか、皆でぼつぼつと談笑している。時折、女性が入って来て、いろいろ喋って行く。この女性は今回、新人賞を受けると思われる若い女性を隣の部屋で指導していた。
猫小(まやぐわー)がいた。お腹を強くさすったら起こって軽く手を噛まれた。けっこうきかないのだと言う。
おれはどうするのかな、と思っていたら、隣の人が終わったら稽古するから、と言っていた。
お稽古。先生と取り巻きの男性2人、女性2人。
いきなりなものだから緊張する。
鳩間節 千鳥節を歌う。
鳩間節:歌詞を強調して唄わないこと、とアドバイス
千鳥節:前奏であるが、バチを弾き終わった後、弦から離さないようにと。また、小弾きの所を強く弾かないようにとのアドバイスを受けた。
そのあと、他の人のレッスンもしたので、きいていた。
それからどうするのかな、と思っていたら、いきなり魚が出て来た。先生の釣った魚だという。そしてビールも出て来た。そして、あれよあれよと言う間に宴会が始ってしまった。
なんか、だれかが近くのスーパーから刺身を買って来たようで、それも食べる。美味しかった。
10時ころおいとまする。そしてちょっと美崎町の飲屋街に行ってみる。
安里屋は閉まっていた。安里屋勇さんの体調が良くないと。那覇か東京の病院に入院していると。残念。
芭蕉布に行ってみた。さすがは石垣島。曲はみんな八重山の曲ばかり。本島のこのような所はなかなか八重山民謡がかからなくて私のような八重山古典民謡を専攻している者にとっては些か時間を持て余す所もあるのだが、ここでは、ボンボンやってくれる。
お客さんの女性。Pさん。この方も明日コンクールを受けると言う。だって、弾いている曲が鳩間節と千鳥節。石垣島に移住して、習っていると言う。
唄が始ると人が出て踊り始めた。おお。これが八重山の真骨頂だ。みんな、踊る踊る。みんな踊りが上手い。堂に入っていて、土臭い。
給仕をしていた女性に、鳩間加奈子さんは来ないの? と聞くと、東京にいるからね。時々しか来ないよ、と言う。
そして、あれが、鳩間加奈子さんのお父さんだよ、というので、写真を撮る。
お父さん曰く「あそこにお母さんもいるぞ」ということで、お母さんとも写真を撮った。
このあと、帰る。帰る時、公園で三線を弾いた。三線の爪を先生の所に忘れて来てしまった。自分の爪で弾くも良い音が出ない。それでも南国のあたたかな風に吹かれて三線を弾くのは気持ちがよい。
いろいろあった。すごく有意義な一日であった。